もうWBCは終わったのだ!
それぞれの侍はそれぞれのチームに戻り、本来のプロとしてのシーズンがスタートする。
それなのにテレビは未だにWBCの特集をしていて、もう涙も枯れ果てたはずなのに、つい奴らの感動を誘う演出にまた涙が出てしまうのである💦
別に余韻に浸ってるつもりでもないんだけど、一つ自分の思いを書いておきたいって思って、またこの話題について書いている。
吉田選手、村上選手、岡本選手…
今はプロ野球も全くチェックしていないので、超有名な選手以外はほとんど知らなかったけど、ほんと凄い選手が大結集してたんだなぁ〜♪
実際のMVPは大谷選手だが、メディアではもう一人は吉田選手だとか言っていた。
もちろん異議なしだ。彼のバットがなければ優勝はできなかったことは間違いない。
でも、オレが最も感動し、最もMVPをあげたいと思う選手は、ダルビッシュ選手だ。
宮崎キャンプから参加し、若き日本の投手たちとの関係を自ら積極的に構築したダルの人としての行動はほんとに尊敬する。
14年前22歳でWBCに参加し、金メダルを手にしているダルビッシュ。そして現在も大リーグの第一線で活躍しているレジェンド中のレジェンド。
彼が自分の調整以上に、初めてWBCに参加する若き日本の侍たちとの時間を共有し、いつも近くで見守っている環境は、どれだけ若い選手に力を与えたか…計り知れない。
もちろん、実際の試合で活躍した人がMVPなのだけど、オレはこういうダルのような男の行動に心が痺れるのだ。
それぞれの選手の能力が凄いのだと思うけど、日本の投手陣の失点率は、すべての試合を通して世界一優秀だった。
慌ただしく日本に戻っていくバスの前で手を降って見送ってくれた大先輩ダルビッシュ!
オレはダルビッシュ有という男に惚れた。
彼が本当のMVPだと思っている。
14年後は縁の下の力持ちに徹したダル。
最高の男じゃないか