中学・高校からと、いったい何台の自転車を分解して遊んできたことか・・・・
それが62歳になっても、まだ手を油だらけにして子供のように遊んでる・・・・
頭おかしいのか?wwww
しかし、毎回毎回いろいろな発見があって面白い。
今回はあの世界一の台湾メーカー「ジャイアント」のこれまたベストセラークロスバイクのエスケープR3。
まずはいつものように全バラシからだけど、もうその時点で面白くて仕方ない。
Vブレーキ本体を付けるカンチ台座が、いままで見たどのバイクより頑丈で分厚い。
この厚さのものをこれまで見たことがない!
チェーンステーに直付けされたリアディレーラーのアウター受けも、他のバイクと異なる。すごく頑丈でしかも少しチェーンステーから離している。
ボトムブラケット下のインナーワイヤーガイドも初めてみたデザインだ。
特にフロントディレーラーへのガイドが最後穴まで通してズレを防止している。
やっぱ、世界で一番売れている自転車メーカーだけある。
細かいところまで自社でいろいろ考え設計していることがよくわかる。
たかが一番ボトムの入門モデルなのに、さすがだな~と感心してしまった。
さて、40年以上趣味で自転車をいじり倒してきた訳だが、いまだに経験値が足りないことが沢山ある。機械いじりって奥が深い。
今回はこれまでにないアクシデントに遭遇した。
左のクランクを外す際に、ネジ山を完全にナメてしまって、外すことが不可能になってしまった(^^;)
これがクランクを外す工具だ。もう40年以上前に買ってずっと使っているものだ。
クランクにネジこんでこの工具を固定し、真ん中のネジをどんどん締めこんでいくと、中心の心棒からクランクが外れるという仕組みなのだが、ネジ山が無くなってしまい、クランクに固定することができない状態だ。
毎回毎回いろいろな未経験なことにぶち当たり、その都度どうしたらいいのか?悩みながら試行錯誤を繰り返す。
こんなことしてたら、案外ボケないかもね(笑)
仕方ないからこんな工具をAmazonで注文してしまった(^^;)
クランク本体に爪を引っ掛けてうまくBBから抜けるといいんだけど・・・・・・
うまくいくかは、やってみないとわからない。
しかし、ダメな場合は最終手段もある。
クランクをグラインダーで割ってしまう手がある。
実は今回はこの汚いクランクは廃棄しちゃおうと思っているので切り刻んでも何の問題もない。
しかし、作業は中断だ。
ほんとボロい自転車をいじっていると、いろいろな未知な経験をする。
それも楽しいんだけどね。
なんでもいい。
人間好きなことに没頭している時って
すごく幸せなんだよな~