るんるんリタイア暮らし

58歳で35年務めた会社を退職。現在リタイア生活をエンジョイ中

【趣味の自転車】ルック車の再生③

激安ロードバイク「Totem」の再生。

 

自転車はフレームの精度が重要なのだが、それ以外ではホイールが何よりも重要なパーツである。

なんて言っても転がって進んでるのは2つの車輪なわけで、これがスムーズでなければそもそもお話にならない。

 

余談だが、車輪と同等に大事なのは実は地面なのだ!

アスファルトの平滑で滑らかな道があって初めて自転車は水を得た魚となる。

100キロ比較的簡単に走れてしまうのは道路のお陰😂

柔らかい砂地だったら1キロも走れない😅

 

さていつもの様にホイールから作業を行う。

 

タイヤを外し、リアのボスフリーも専用工具で外し、まずはベアリングのオーバーホールから。

リアのベアリングは1/4サイズが左右に9個づつ、合計18球入っているが、すべて新品に交換する。

玉押しはめんどくさいので今回は研磨せずそのまま使う。

きれいに洗浄した後、新しいグリスをたっぷり入れて新品のベアリングを並べて心棒と玉押しを戻し、球当り調整をする。

フレームにホイールを固定しリムがガタつかない、且つスムーズに回転する最適な抵抗の位置を見つける。

 

多少ゴリがあるがこればっかりは仕方ない。

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古いベアリングを廃棄
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玉受けをきれいに〜♪
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たっぷりのグリスに新しいベアリングを入れる♪

 

同じように前輪も作業し、振れ取り台に乗せフレを取る。

今回のホイールは1mm程度のフレだったので、限りなく0に近づけるようにフレを取る。まあまあOKになった。

 

最後にタイヤを履かせて、ボスフリーも戻して一応ホイールはこれで終了だ。

 

残念ながらハブはかなり安物で調整もあまり追い込めなかった💦やや緩めにして回転を優先させるしかない。

 

また、スポークもスチールのようでサビが発生している💦

ここまで安い価格の自転車はステンレススポークは採用できないのか…💦

 

残念ながらホイールは一般的なジャイアントの低価格モデルと比べてもさらに品質が落ちる。

これが3万円台のルック車ってことか…😅

 

でも新車時にしっかりグリスアップして、球当り調整もバッチリしてあれば、こんな無惨な状態にもなってないだろう。

手荒に扱われたこの個体はもう完全な再生は難しい💦


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タイヤとチューブは他のホイールから移植した。

ほぼ新品。

 

次はフレーム♪

フレームは主要なパーツを取り去ったら、きれいに汚れを落とし、ヘッドのベアリングをオーバーホールし調整。

最後にディレーラーハンガーをしっかり固定して完成だ。

フレームはきれいにするくらいで大してやることはない。

 

塗装には良くないが、この手のフレームはコンパウンドや激落ちくんスポンジなどに水を付けて汚れを削ぎ落とす!

気休めにあとでワックス塗っておく😅

 

今回は、ボトムブラケットも回転はまあまあなので、バラさずそのまま使う。

 

さあ、ここまで来ると後は各パーツの再取付だ(^^)v

 

各パーツも取り付ける前にある程度動きが渋くないか点検しながら簡単な清掃し組み付けていく。


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だんだん完成に一歩一歩近づいているぞ〜😅

 

もう一息だ〜😅