戦後、日本は繊維、造船などが非常に強い時代があった。
一流大学を出たエリートは当時こぞって人気だったそれらの企業に就職した。
そして10年後・・・
かつて日本が安い労働力で西洋から奪い取ったそれらの産業も、中国などさらに安い労働力を持つ国々に次々と奪われていったのである。
その時人気の企業に就職したがる学生たちよ。
よーく考えてみた方がいいぞ。先を読む力がないとね(^^)v
今日の朝、ガストで朝定食を食べた。
このような低価格ファミレスは、おしぼりはビニールに入った使い捨てのペラペラのおしぼりが大量に置いてあり、必要な人がとって使うセルフサービスとなっている。
もうちょっといい喫茶店やレストランは本物の布のおしぼりを出すお店もある。
パン!と叩いて大きな音を出して下品に開ける人もいる(笑)
夜のお店などもうちょっと高級なお店では、夏はキンキンに冷やし冬は温めて、客に渡す前に袋から出し手渡しでおしぼりを渡したりする。
そう、今コロナで布おしぼりを使うタイプのお店は瀕死の重傷状態にある。
従って布おしぼりを製造販売している業者はさぞ売上が減っていることだろう。
客との直接の接点であるお店は、大変だ大変だ!これ以上時短なんてされたら生きていけないなどニュースでもインタビューされたりしているが、おしぼり屋のことなんて誰も気にもしていないだろう。
片っ方ではGO TOだのバンバン税金投入するくせに、なーーんも支援なく苦しい状況に耐えている業種の人たちだってたくさんいるんだ。
ガソリン自動車が無くなったら、マフラーを製造している会社はもうマフラーの発注は来ないがタイヤメーカーは関係ない。エンジンが何であろうとタイヤは必要だ。
どんな状況になっても、ラッキー側とアンラッキー側はあるものだ。
不謹慎な言い方ではあるが、このコロナでぼろ儲けしている業種もあるし、明日にでも閉店せざるを得ない人もいる。
人の不幸で飯を食うのは嫌なことだが、大地震があると建築や土木は儲かる。
不運にも今苦境に立たされている人たちも、また今絶好調の人も、状況が変わればその影響が必ず出るものだというリスクを覚悟していなければいけない。
飲食業だとか観光業だとか大規模組織になれば、国はやれ救済だとか保障だとか言ってくれるが、本来そんなものはないのだ。
建てたばかりの家が地震で倒壊したからって国が家建ててくれます??
じゃあなんでウイルスだといろいろ保障だの金をばらまくの?その違いはなに?
大きな業界団体であれば、政治家は票集めの有権者として無視できなくなるし、経済が疲弊すれば税額が減ってしまうことを胸算用しているのだろう。
まったく自分たちのことしか考えてない政治家ほど糞なものはない。
二階のじいさん!あんたのこと言ってるんだよ!!
今日は久々に皮肉満載ネタだったが、そう外れてはいないでしょ?(笑)