最近自転車に夢中なので、自転車のネタばかり~♪
まあ、るんるんリタイア暮らしなもんで、好きにぼやかせてください(笑)
自転車のタイヤの中心にあるハブの中には、ベアリングという小さな鉄の玉が入っている。丁度BB弾の弾より小さいくらいの鉄の玉だ。
そいつを油で滑らせてクルクル回って走るのが車輪だ。
自転車には、前後の車輪のハブ、ボトムブラケット、フロントヘッド、そしてペダルにベアリングが使われている。もうベアリングがなければ自転車は成り立たない。
自転車だけじゃない。クルマも電車も走るものはみんなベアリングによって動くのだ。
基本的にこの原理は、極めて大昔から続く原始的な手法だ。
古代の大昔、陸上で巨大な石などをどのように運搬したか?
いろいろな説があるようだが、木のコロを敷いて大勢で引っ張ったという説の信ぴょう性が高いように思う。
インターネットで調べていたら、現在でも造園などに使用する大きな石を運ぶのに、まったく同じ手法が用いられていることに感動さえ覚える。
ほとんど古代の頃と考え方は同じだ。
そして現代、真円度が極限まで高い球体の鉄の玉を作れるようになった。
とてつもなく摩擦抵抗が少ない超精密な鉄の球体を作ることができるようになったことと、地面がアスファルトになって限りなく平らになったことが合わさって、オレのようなごく普通の人間が、50キロも100キロも自力で移動ができるようになったのである。
すごくない?(笑)
すごい進歩だけどいわゆる改善であって、基本原理は何も変わってないのが面白い。
石を割って鋭利にし、槍の先に括りつけて獲物を捕獲していた石器時代・・・
今では、すごく切れるナイフや包丁が誰でも簡単に手に入れることができる。
しかしこれも基本原理は何も変わっていない。単なる技術の進歩だけのことだ。
そう考えるととても面白いのだが、逆に違う発想は永遠に出てこないのだろうか?
他の方法で車輪を回すことはできないのだろうか?
リニアモーターのように磁気で接点を浮かして摩擦係数ゼロにする新しい技術はある。
しかしそれは残念ながら電気仕掛けの手法であって、電気がなければ動かないものだ。
現代は電気の時代だ。この先も電気によってまだまだ変化が起こるだろう。
しかし電気無しの従来のアナログの世界は、遠い古代から続くものであることがなんとも不思議で面白い。
そういえば電動自転車は大人気で、かなり売れているようだが、早期リタイアの偏屈じじいのオレ様は、エレキ無しの古代原理で動く自転車をこよなく愛するのである。
たかが小さな鉄の玉・・・・
だけどなんだかロマンがあるじゃないか(笑)
車輪のベアリングをオーバーホールしたのでこんな話になったとさwwww
【目標体重まで 5.9kg】 おお!ちょっと前進??(^^)v