こう毎日家にこもっていると、ネタも妄想か時事ネタばかりになりがちだ~(^^;
自称東南アジア通のオレ(^^;)
主にタイ、ベトナム、マレーシアへの渡航がメインだが、台湾や香港マカオ、インドネシア(バリ島)も行ったことがある。
これらの国は概して、すべて親日国である。
いつも、日本人でよかったって思うほど、笑顔で歓迎を受け、こちらもそれらの国がますます大好きになるのである。
中でも、特筆すべき親日国は台湾だ。
東日本大震災の際にとんでもない多額の寄付をしてくれた恩も忘れてはいない。
何か台湾に有事が起こった際は、オレもぜったい助けようって思っている。
今日はそんな台湾の話だが、実は台湾という名称は正式な国家の名前ではない。
日本で言えば、沖縄県みたいな、一部の地名を表すものだ。
正式には中華民国と言い、中国、いわゆる中華人民共和国といまだに互いを本当の中国はこっちだと譲らない状況が続いている。つまりお互いに中国は一つだという立場を譲らない。
したがって一つの国に対して国交を二つ結ぶわけにいかず、世界中の国は、より強大な経済関係も捨てられないことから、中華人民共和国と国交を結んでいるのである。
したがって、台湾はほとんどの国と国交がない。
先だって、南太平洋のソロモン諸島とキリバスが台湾との国交を断絶し、中国との外交関係を承認した。これにより、台湾が外交関係を持つ国は世界で15カ国のみとなり、過去最低となった。
WHOから台湾を追い出したり、ほんと中国の嫌がらせは徹底的でマジうざい。
そんな中、なぜか日本ではぜんぜん報道されないのかが謎なのだが、あの世界の大国アメリカが台湾を一つの国としてとうとう認めたのだ。
米国防総省が公表した「インド太平洋戦略報告書」において、台湾を協力すべき「国家(country)」と明確に表記した。事実上、台湾を独立国家と認定した瞬間だ。
さらにアメリカは台湾に実質的な大使館を設置し、軍事同盟もそうとう強化しようとしている。
どうも韓国が言うこと聞かなくなっているので、見切りをつけ台湾に接近しているのである。
トランプが大統領になって以来、ずーと中国と経済戦争を続けているが、アメリカ対中国の争いは、台湾を国家と認めて、中国から引き離してしまおうというトランプの狙いが見え隠れしている。
しかし困ったことに、台湾自身は私たちが本当の中国だと言い続けている。つまりすでに独立している国家だと言い張っているのだ。実態は違うのに、本土の中国側も自分たちの国なんだという立場だから、ややっこしい。
さらにアメリカがしゃしゃり出てくると、台湾と中国はお互いオレが本物だと言いあっているので、完全に内輪もめ、つまり内政干渉ということになる。いやはやマジめんどくさい状況だ。
実際はすでに台湾は一つの国として機能しており、蔡英文総統という素晴らしいリーダーを先頭に、今回のコロナ騒動も、台湾は一致団結して世界の模範となる行動を示している。
もし、台湾が独立するようになったら、またはそういう動きをしたら、中国は相当な手を打ってくるだろう。下手すると武力行使もあり得るかもしれない。
中国にとっては、これはそうとう頭に来ることであって、一歩間違うと大変なことになりかねないのだ。中国と台湾というのは九州と沖縄よりぜんぜん近いんだから、戦争になったらやばい。
まあ、オレは評論家ではないので詳しくはわからないが、トランプやアメリカは、何がしたいのか意思がとても分かりやすく、傲慢ではあるが自分の意志に従って行動している。
日本はいったい何を考えているのかわかりにくく、決断も遅く周りばかり気にしているように思える。その時点で自分の考えや意思がないということだ。
万が一、台湾が国家として独立するなんてことになったら、かなりの歴史的大ニュースだ。
香港あたりも次はオレだ~的に血の気が高まるだろう。ウイグル自治区なども可哀そうすぎるので、中国支配から解放されたらいいと切に願う。
中国はそれらの小エリアがなくっても、十分超大国なんだからいいじゃんねぇ!(^^;)
まあ、台湾にも中国との経済的関係もあり、そう簡単に断絶とはいかないけれど、どう見たって台湾は民主主義国家なんだから、思い切って本土側と離れてほしい。
オレは何があってもぜったい大好きな台湾の見方だ。