るんるんリタイア暮らし

58歳で35年務めた会社を退職。現在リタイア生活をエンジョイ中

すごい決断力

本日からバンコクの歓楽街全体が、3月末までクローズとなった。マッサージ店、映画館、クラブ、エロい店(笑)などすべて対象だ。

 

オレはこう見えて(見えないか…笑)、普段から酒を呑まないし、ケチだから、わざわざボッタクられるような夜の歓楽街には行かないので、知ったこっちゃないが、タイと言えば、世界屈指の観光立国。

最近ちょっとインバウンドが増えたなんて喜んでいた、先進国ずらしたどっかの国とは、年季が違う。

 

そのタイが、バンコク全体の歓楽街をクローズするというのは、歴史的にもはじめてなんじゃないか? ものすごい決断だ。

 

情報によれば、18日現在の感染者数は212人。もちろん日々増えてはいるので警戒は必要だが、日本よりはるかに少ない。

 

エアアジアに続き、タイライオンエアも日本便を全便休航しているし、感染者がまだ少ないうちに最大の手を打ち、何がなんでも封じ込めたいという強い意志が感じられる。

 

いまだに、オリンピックやるぞ~っなんて言っている国とはなんだか対照的だ。

 

ご存知のように、タイは何から何まで日本よりユルい。

ノーヘルでバイク乗ろうが、無許可で道端で商売しようが、知ったこっちゃない。

いい加減さは天下一品だ(笑)

 

そんな国が今回ここまでするんだから、ある意味スゲーって感心する。

結果として良かったのか悪かったのかには、オレは興味ない。

行動力ってこういう事なんだな~と思った。

 

もちろんタイはとても貧富の差も大きい国だ。歓楽街で働く人たちも路頭に迷う厳しい状況に立たされるだろう。大勢が田舎に帰省するかもしれない。

 

それでもタイには、マイペンライという言葉がある。

どんな状況でも、微笑みの国であり続けてほしい。