るんるんリタイア暮らし

58歳で35年務めた会社を退職。現在リタイア生活をエンジョイ中

死ぬということ

なんだかタイトルがおどろおどろしくなってしまい申し訳ないが、

人は誰でもいつかは死ぬ。このことについて少し言及したい。

ただ大変困ることにそれがいつなのかは誰にもわからない。

生まれつき家が大金持ちで働く必要がないとか、宝くじが当たったとか、そういうことでもない限り、普通の庶民がリタイアできるのは、この先なんとかなるギリギリのお金が貯まったと判断した後であって、きっとそれなりの歳に達しているのが一般的だろう。

誰しも若い頃はそれほど死について真面目には考えない。しかし50歳も過ぎ、順番に親が先立っていくと、必然的に次は自分の番だと認識するようになる。

不幸な事故や大地震などの天災での死はとりあえず置いといて、自分の寿命はいったいどのくらいなんだろう・・・と考えるようになるのだ。

100歳まで生存する確率は、男性が1.645%。女性が7.037%なんだと・・(^^;)

100人中98人は死んでいるのか・・・さすがにオレは無理だと思う(笑)

というか80歳でも全然素晴らしい寿命だと思う。80歳だとすると後20年ちょっとだ。

そして昨日までピンピン元気で今日急にコロっと死ぬのならいいけど、なかなかそうはいかないんだろうなぁ~。死ぬ数年前から入退院を繰り返したり、または痴呆症でもう自分が誰なんだかわからないなんて状況になったり・・・

問題はここにある。

①自分が元気でまだ精力的に行動できる時期はいつまでなのか?

②自立して生きられなくなって誰かの世話にならざるを得ない時期と期間は?

①が終了するまでは、自分のできる範囲で大いに人生を謳歌したい。

そして②の時期に備え、人に迷惑をかけず自分ですべてを全うできるようにしたい。

②の先は意思を持って生きるというより、息をして生存しているだけになってしまうのだから、貯蓄も家もすべて無くなっても問題がない。ありがたいことに死ぬまでは年金は貰えるのだがら、それプラスアルファーで施設なり病院なりに入れるように算段できれば御の字だ。というかその②の時期はできればあまり長くない方が嬉しい。

②は自分の生涯に換算できない。つまり自分が常に考えているのは「健康寿命」のことだ。健康寿命=自分の人生。その後は死ぬまで人に迷惑をかけないように残った貯蓄でなんとか自己完結できることが完璧なシナリオだ。

これが100歳まで生きたら・・なんて計算すると途端にお金が使えなくなる(笑)

だからもっと早く死んでくれって思う(笑)

まあいくら考えても、こればっかりはわからないことなのだけど、少なくても今を楽しまないともったいないぞ~ってことだ。

とにかく楽しもう。行動しよう。やってみよう。前に進もう~♪