空港では少ししか両替しなかったので、街中で両替できるところを探しました。
もちろん観光地ですから両替できるところは歩いていると至るところにあります。
いろいろ見ていると、かなりレートがいい両替所を発見しました。
よし、ここで1万円両替しよう。
インドネシアルピアは、ベトナムのドンと同じでやたら0が多い通貨です。
1万円を両替すると1,280,000ルピアとかになります。なんでこんな0が多い必要があるんだ?と思いながらも両替したルピアを握りしめて両替所を出ました。
すぐ確認してみましたが、最初よくわからないので戸惑ってしまったのですが、渡されたのは1,028,000ルピアでした。0がいくつあるのかよくわからないので騙されたのです。すぐ戻ってちゃんとよこせと怒りましたが、なんだかんだとわけわからないことを言っているので両替やめた!1万円返せ!と1万円取り返し店を出ました。
あぶないあぶない。。。こういうこともあるんだ気を付けなきゃと思いながら、次にもレートがいい両替所が。今度はよーく見て嘘つかれないようにと真剣に見ていました。
ゆっくり机の上に一枚一枚広げて置きながら確認します。1枚、2枚、3枚・・
しっかり1,280,000ルピアあります。安心して受け取ってホテルに戻りました。
あれ??680,000ルピアしかない!!!やられたーー!
数えたお金は合っていたのですが、渡す瞬間に一部を抜き取ったのです!!!
ぜんぜんわかりませんでした。マジックのようです。
残念ながらすでにホテルまで戻ってきてしまいました。泣き寝入りです。
しかし、しばらく考えてからとりあえず行くだけ行って文句だけでも言ってやろう!このままでは収まりがつかないという気持ちになり、その店にもう一度行きました。そしてかなり怒って文句を言いました。まあその場で確認しなかったのはオレの最大のミスですから、証拠がなければ埒が明かないとは思っていたのですが、何分かゴタゴタもめた後、なんと抜き取った残りのお金をくれました。
お前の店を写真にとってここはひどい店だとネットに掲載してやるぞ!とかいろいろ脅したからでしょうか??なんとなく、ちぇ!ばれたか・・・くらいの軽いノリなのかよくわからないのですが、オレとしては超ラッキーだったと思います。
最後にその店の店主が、もっと勉強しろみたいな捨て台詞を吐いたので、オレも今回はいい勉強になったよ。お前のおかげでな!と言ってやりました。
そして、オレは一つ検証をするためにもう一軒、同じように高いレートが掲示されている両替所に入って1万円を出してみました。今度は店を出る前に徹底的に数えました。するとやっぱり少ないのです。今度はなぜ表のレートと違うんだ?と文句を言うと手数料が引かれてこれだけだ。と言いました。ふざけんな~じゃあ両替辞めた。一万円返せ!と一万円を返してもらい店を出ました。
3件行って3件ともインチキでした。
空港では優良タクシーを締め出しボッタくりタクシーが縄張りを死守しているバリ。両替店はとんでもない店があるバリ。ウーバー呼んでも変な運ちゃんだったバリ。
金持ち観光客を平気でだましてでも儲けたい輩が多いのは東南アジア全体に言えることですが、堂々と店を構えているようなところがここまで詐欺をするバリはタイやベトナム以上だと思いました。皆さんもバリでは十分お気をつけください~(^^;)
あ!もちろん安くて良心的なお店やホテルもありますからね。そういう輩かどうかを見抜く能力が必要なことを今回は学びました。