いよいよ今夜寝たら明日はここピチットを去らなければならない。
最初はバンコクで約1か月グダグダしてようかと思っていたが、やっぱり帰国までに行ったことのないタイの街にどうしても行ってみたいと思い、ネットでもあまり情報が少なく観光地ではない街を選んで来てみた。最初の2泊がナコーンサワン。そして今がピチットだ。それでもこれらの街はバンコクから鉄道で急行もすべて止まる駅だからそれ相当な地方都市だと想像していた。
結論から言えば本当によい勉強になった。百聞は一見にしかずとはほんといい言葉だ。
少し有頂天になっていた自分の頭をひっぱたいてもらえて目が覚めた想いだ。
タイ語もろくに勉強してないエセ旅人が、何週間いても特に困らないバンコクやチェンマイ。観光者の入国者数世界トップ10に入るタイは観光収入も多く、大都市では外国人に対する対応力が非常に高い。しかし観光客のいない街は当然外国人への配慮をする必要なく、普通の暮らしが営まれている。
本来そういうエリアに行くのであれば、旅行者側がもっと配慮するべきだと反省した。
なんでも英語で話しかけて当たり前なんて態度ではダメにきまっている。
ペラペラになるというつもりはないが、最低限の現地語は覚えるのがマナーだ。次来るまでには少し勉強しようと思った。
ナコーンサワンはバンコクから来て初めにボコボコに打ちのめされた街だったが、今思えば3種の色のソンテウが町中走っていてかなり大きめの都市だし、過ごしやすいいい街だったな~と思う。また来たいと思う街だ。
このピチットはもっと小さい。隣にピサヌロークという有名な大きな都市があるのでこのピチットには旅人も訪れないし、何かあればピサヌロークに行けば何でもあるのであろう。
大御所ホテルも廃業し、今泊まっているホテルもあまり客は泊まっていないようだ
でも考えてみたら生活者にとってホテルなんて必要ないし、街に快適に生きれる機能が備わっていれば何の問題もない。スーパーもあるし食事するとこも沢山ある。
物価はやっぱりバンコクなどに比べるとやや安いという感じがする。長く住んだわけではないので詳細には分からないけど、バンコクで40バーツのところが30バーツとかそんな感じ。
大都市に近い小さな街ピチット。こういう街っていいなぁと思える雰囲気がある。
ただし、せめて自転車でもないと不便だ。交通機関がサムロー以外ないのですべて徒歩になってしまう。レンタル自転車探したけどやっぱりなかった・・・(^^;)