蕨市の郵便局に86歳の男が立てこもり逮捕された。
病院でも発砲しけが人が2名出てしまったが、この事件で一人も亡くならなかった事は本当に良かった。
蕨は会社員時代、退職するまで住んでいた街で、よく知っている。その郵便局にもよく行ったものだ。
正直、この男に何があったのか?という事については知らないので特に詮索する気もないが、この事件で少し考えさせられた事がある。
86歳にもなれば、普通無職だろうけど、やっぱり何か事件が起こると「無職」というワードが目立つ。
この高齢者だけでなく、若者でも悪さを働いて逮捕されたりするとこの「無職」というワードが付く事が多い気がする。(気がするだけで統計的には知らないが…)
自分も「無職」である😅
やっぱり社会において「無職」は、危険人物で何かしでかすのではないかと疑ってしまうのもわかる気がした。
人は普通、家族や会社など色々な絆を持って生きている。
悪いことはそもそも普通の人はしない。
もしも万引きで捕まったり、痴漢して捕まったりした場合、その事が家族や会社に知られてしまう事が何よりもショックな事だと思う。
少なくても、悪いことをしない抑止力にもなっている。
その一つである会社が無くなると、正直ずいぶん気楽になる事は、自分がよく知っている。
例えば、会社員時代は、ヒゲすら伸ばせないし、茶髪も鼻ピアスも絶対にできないが、無職になると、自分は興味もないからしないけど、タトゥーだって入れられる。
(自分はタトゥー=悪とは思っていない)
そういう行為を評価する社会的な絆が無くなると、確かに行動は気楽になる。
残るは家族や友人などだが、万引きして捕まって子供に引き取りに来られる事ほど嫌なことはない。
もう親としての立場が崩壊するだろう。
これはすべて例え話であって、本来は会社員であろうが家族がいようが、そもそも悪いことをしないのが当たり前であって、無職だから…と胆略的に言うのはいかがなものかとは思うけどね…
でも世間一般がそう思ってしまう事も理解できるのである。
まして身寄りもない一人ぽっちの無職なら、少なくても抑止するものがない。全て自分自身の良心で行動するだけだ。
長年真面目に一生懸命仕事してきて、やっと念願だったリタイア生活になった。
しっかり人としてプライドを持って生きて行こう〜
抑止力によって制御されてるより、何も制御されてないのに真っ当な行動が取れる人の方がカッコいいじゃん(^^)v