クロスバイクが世に誕生した初期頃の自転車を入手しレストア中♪
程度はまあまあいいのだが、何せ20年以上前の自転車…💦
分解する毎に問題点が明らかになる。
まず、フリーボディーがちょっとおかしい。
普通の自転車はペダルを足で漕いで進む訳だが、足を止めても問題なく進む。
これはフリーボディーといって、片方にはロックし、もう片方はフリーになるというギアが備わっているからだ。
昔はスプロケット側にフリー機構が着いた「ボスフリー」というのが一般的だったが、現代はハブ側にフリーボディーが着いて、スプロケットはカセット式に交換するタイプが一般的になった。
このCXくんのシマノアリビオは、ハブ側にフリーボディーを持つ当時的には最新式が採用されていた。
しかし、これが厄介なのだ。
フリー機構が壊れてもボスフリーなら、それごと交換しちゃえば問題ないが、フリーボディーを脱着して分解するのは大変だからだ。
しかもボスフリーはネジサイズも統一されていて、どのメーカーでも付けることができた。
さてさて、今回はどうするか…💦
我が家の1階和室は、臨時自転車修理工場と化した😂
シャフトを抜いてベアリングを出す。ここまではいつもの事。楽勝だ(^^)v
次に10mmのぶっとい6角レンチをつっこみ、反時計回りに回す!…
回らない…💦💦💦
ガチガチに固い!
こりゃ無理だ😭
近くのホームセンター行って、適当な鉄パイプを買ってきた。
万一泥棒が入ったときの武器として(笑)
今回は6角レンチのエクステンションとして使う(^^)v
それでも相当固かったが、流石に外れた!
これだけ長い鉄パイプの威力は凄い(笑)
ええええ?
なんじゃこれ!
ハブの中央付近まで大きな穴!
ネジはその奥に切られている。
ネットで色々調べてみても、このフリーボディはどこにも売っていない💦
20年以上前のパーツなんてシマノさん流石に売ってないか…🥵
いろいろまたネットで調べてみたらとんでもない事実を知った。
以下引用
結論から言いますと、基本的にフリーボディの互換性はハブに依存します。
使っているハブが何か?によってフリーボディの選び方が変わるのです。
「フリーはハブとセットの専用品」くらいのイメージを持っておくと良いでしょう。
なんじゃそりゃ〜💢
世界基準もないどころかメーカーもハブを作るごとにバラバラ…
まさに売りっぱなし状態
シマノさん、あんたのような世界一の自転車パーツメーカーが何やってるの💢
しばらく灯油に漬け、シールドを外して内部清掃。
潤滑剤を流し込んで、とりあえずこのまま使うことに…
ただしこのアラヤくん、素晴らしいことにリアハブ幅130mm(^^)v
オルビーくんは135mmでほんとにショックだったが、アラヤくんは、今後ロード用ホイールに簡単に履き替え可能。
従って8速、9速、10速、11速と自由自在のギアにすることが可能だ。
ほんとこの130mmって言うのがすごく重要だ。