るんるんリタイア暮らし

58歳で35年務めた会社を退職。現在リタイア生活をエンジョイ中

アラヤCX700Gレストア②

クロスバイクが世に誕生した初期頃の自転車を入手しレストア中♪

 

程度はまあまあいいのだが、何せ20年以上前の自転車…💦

分解する毎に問題点が明らかになる。

 

まず、フリーボディーがちょっとおかしい。

 

普通の自転車はペダルを足で漕いで進む訳だが、足を止めても問題なく進む。

これはフリーボディーといって、片方にはロックし、もう片方はフリーになるというギアが備わっているからだ。

 

昔はスプロケット側にフリー機構が着いた「ボスフリー」というのが一般的だったが、現代はハブ側にフリーボディーが着いて、スプロケットはカセット式に交換するタイプが一般的になった。

 

このCXくんのシマノアリビオは、ハブ側にフリーボディーを持つ当時的には最新式が採用されていた。

 

しかし、これが厄介なのだ。

 

フリー機構が壊れてもボスフリーなら、それごと交換しちゃえば問題ないが、フリーボディーを脱着して分解するのは大変だからだ。

しかもボスフリーはネジサイズも統一されていて、どのメーカーでも付けることができた。

 

さてさて、今回はどうするか…💦

 

f:id:letsenjoyhappylife:20230414200923j:image

我が家の1階和室は、臨時自転車修理工場と化した😂

 

f:id:letsenjoyhappylife:20230414200941j:image

シャフトを抜いてベアリングを出す。ここまではいつもの事。楽勝だ(^^)v


f:id:letsenjoyhappylife:20230414200955j:image
次に10mmのぶっとい6角レンチをつっこみ、反時計回りに回す!…

回らない…💦💦💦

ガチガチに固い!

こりゃ無理だ😭

近くのホームセンター行って、適当な鉄パイプを買ってきた。

万一泥棒が入ったときの武器として(笑)

今回は6角レンチのエクステンションとして使う(^^)v

f:id:letsenjoyhappylife:20230414201022j:image

それでも相当固かったが、流石に外れた!

これだけ長い鉄パイプの威力は凄い(笑)


f:id:letsenjoyhappylife:20230414201028j:image
ええええ?

なんじゃこれ!

ハブの中央付近まで大きな穴!

ネジはその奥に切られている。

 

ネットで色々調べてみても、このフリーボディはどこにも売っていない💦

 

20年以上前のパーツなんてシマノさん流石に売ってないか…🥵

 

いろいろまたネットで調べてみたらとんでもない事実を知った。

 

以下引用

結論から言いますと、基本的にフリーボディの互換性はハブに依存します。

使っているハブが何か?によってフリーボディの選び方が変わるのです。

 「フリーはハブとセットの専用品」くらいのイメージを持っておくと良いでしょう。

 

なんじゃそりゃ〜💢

世界基準もないどころかメーカーもハブを作るごとにバラバラ…

まさに売りっぱなし状態

シマノさん、あんたのような世界一の自転車パーツメーカーが何やってるの💢

しばらく灯油に漬け、シールドを外して内部清掃。

潤滑剤を流し込んで、とりあえずこのまま使うことに…

 

ただしこのアラヤくん、素晴らしいことにリアハブ幅130mm(^^)v

オルビーくんは135mmでほんとにショックだったが、アラヤくんは、今後ロード用ホイールに簡単に履き替え可能。

従って8速、9速、10速、11速と自由自在のギアにすることが可能だ。

ほんとこの130mmって言うのがすごく重要だ。