結果、軍人や民間人含め310万人以上の日本人が亡くなった。
また日本人は米国など他国の人もたくさん殺した。
全世界で5000万人以上がこの戦争で亡くなったのだ。
時代が変わり平和な世の中になった・・・・と思っていた。
少なくても大国が武力戦争を起こすことはナンセンスな時代だと思っていた。
しかし何ひとつ変わっていなかった。
この時代でも武力が何より勝つものだろうか??
一瞬で相手を破壊するのは、物理的に武力が一番手っ取り早いだろう。
しかしこれからの時代は血を流さず、二度と手を出す気になれないように、徹底的に痛めつけなければならない。
ドイツはロシアからの天然ガスパイプライン「ノルドストリーム2」の承認作業を停止すると発表した。
これはどちらかと言うとドイツ側にデメリットが大きい。天然ガスを必要としているのはドイツ側だ。それでもこれを停めるという決断をしたドイツ。さすがだ。
(まあ、脅しジェスチャーかもしれないけど)
我が国の首相はこんな状況になっても、
現在状況の把握を急いでいる。
国際社会と連携してしかるべき対応をしていく。
など、まったく意思のない答弁しかできない。まったくまったく情けない。
血を流さず相手の息を止めるためには、自分たちも相当な覚悟を決めなければならない。現在の国際社会では自ら痛みを伴わない報復措置などありえない。
しかも武力戦争と違って、一年二年と長期間制裁を続けないとならない。
相手がもう弱ったとしてもさらに続けなければならない。それくらいの代償を払わせなければならない。武力を使った国は後々反省してももう遅いのである。
貿易がなくなると大変だ・・・・
ガソリンがあがるのは困る・・・・
そんなこと言っていて、戦争せず相手の息の根を止めることはできない。
日本は食料の多くを海外からの輸入に頼り、資源も海外から輸入に依存している。
万一それをすべて停めたらどうなる?
いきなり江戸時代に逆戻りすることになる。
それでもしなければならない。戦争は絶対してはならない。
ロシアではなかなか想像ができないかもしれないが、中国であれば想像できるだろう。
中国との関係をすべて絶ったら日本はどうなるか?
いま、家にあるMade in chinaって書いてあるものはすべて無くなる。
それを販売している会社は潰れるかもしれない。
どんな苦労をしても、相手の息の根を止めなければならない。
何度も言うが武力を否定し相手にお灸を据えるには、自らも相当我慢しなければできないのだ。
今回のロシアのウクライナへの武力侵攻がなんなくされてしまうようであれば、世界秩序はこの先大変なことになる。
まだロシア以外にもならず者国家はたくさんあるからだ。
たとえガソリンが1リットル1000円になろうが耐えなければならないのだ。
そもそもガソリンに依存した暮らしは産油国じゃない日本はできない国なのだから。
(追加記載)
旧ソ連でかつて仲間だったバルト3国がロシアをSWIFTから排除する制裁を課そうと呼びかける共同声明を出した。すごい!
かつての仲間であっても今はNATO加盟だし、ロシアと隣接する小国のバルト3国も本気で反対している気合が感じられる。
SWIFTからの排除は欧米の副作用も相当なもので決断できるかはまだ不透明だ。
どこまでロシアが痛い目を見るかではない。どれだけ世界が本気か!ということでロシアがビビるまでやらなければならない。