※はじめにお断りしておきます💦
これらは巷で聞いた話などで得た知識ですので、中には正確でない事もあるかもしれません。
あくまでも趣味の話ですのであしからず…😅
SEIKOの偉業?
1969年。オレ9歳😅
SEIKOが世界初のクオーツ腕時計を市販した。
SEIKOアストロン、35SQ。
これは事実であるが、実は開発競争はすでに各国でデットヒートしており、スイス勢が試作機を作ったりと一歩リードしていた中、何が何でも世界初を成し遂げるべく、SEIKOが急ピッチで市販化を急いだのだった。
翌年の大阪万博に間に合わせたかったという事か?
確かに今でも世界初のクオーツ腕時計を世に出したのはSEIKO…って言われ続けているので、ブランディング上は大成功だと思うが、遅かれ早かれクオーツ時計の時代がすぐ来ることは確実だった。
SEIKOが水晶振動子の技術を発明したのではない。
発明者は1927年にはベル研究所(アメリカ)のマリソンといわれている。
当時の値段は45万円💦
当時のカローラと同じくらいの値段で現代の価値にすると250万円くらいらしい!😱
おいおい💦そんな時計誰が買えるんだよ!
そう、この時計はまだ庶民が買える代物ではなかった。
38クオーツの時代
そして1971年、SEIKOが本格的にクオーツ時計を量産化していった最初のモデルが38クオーツと言われている。
それでもまだクオーツ時計はとてつもなく高価だった。
月の給料では買えないんだから…😅
それでも人々は一生懸命腕時計を購入した。
日本経済が元気だったんだね〜(^^)v
オレのコレクションの38クオーツ。
1973年7月製造。今から51年前、オレ中学生…😅
このグリーンベースにクリスタル多面ガラス、ちょっとゴールドを差すデザインは昭和によく見られた。エモ過ぎる~🥰
オリエントの時計を思い出すなぁ…😅
とんでもなくデブ(笑)
いわゆる出ベソと言われる電池の蓋。
当時の技術ではどうしても裏蓋をフラットに出来なかったのだろう。ちょっと腕時計としてはよろしくないね。
その後こんな風にスッキリフラットになるんだけどね…💦
なんだかんだ半世紀前のクオーツだから電気系統がいかれたらお釈迦だ💦
ただし健康なドナーがあれば移植し復活も可能だけど。
クオーツ時計の歴史はまずは分厚く重くデブな初期型から始まり、次はより薄くする事を目指し、最後に低価格化という流れを歩んだ。
だからこのずっしり重い初期38クオーツは今の時計と比較してもすごく重厚で高級感がある。
いつまで動いていてくれるかわからないけど、SEIKOの初期量産型クオーツ。38クオーツ。
大切にしようと思う。