オレが生きている間にそれらが主流になっているかは定かではないが、とうとう自転車も劇的に変わろうとしている。
石炭もガソリンも水素も他の燃料などを使用すること無く、人間の力のみで効率的に移動できる乗り物が自転車だ。
文字通り自身で動く車。自給自足でなければならない。
はっきり言って、毎回バッテリーを充電しなければただの超重量自転車でしかない電気アシスト自転車は自転車として邪道だ!
現在の自転車は足の力をクランクに伝え、チェーンを使って後輪を動かす仕組みだ。
今後はどうなって行くのか?
そう!やっぱり例に漏れずエレキ化が一番有力だろう。
https://engineer.fabcross.jp/archeive/211026_chainless-electric-drive.html
クランクを足の力で回す事で電気を発生させる。超効率的に電気を発生できれば、その電力でモーターを駆動させればいいということになる。
現在の電動アシスト自転車と異なり自家発電型になるという事だ。
その場合、直接ハブモーターに電気を送り駆動させればいいのでチェーンなどの物理的な構造が無くなる。
またこれまでは前輪は駆動力が無かったが、場合によっては前輪駆動、または二輪駆動も可能になるだろう。
余った電力はバッテリーに蓄電し、登り坂などの際のアシストに使うことも可能だ。
駐車中などももったいないのでソーラーパネルによって充電を持続することも考えられる。
結局エレキ仕掛けになっていく運命なのだが、それでも自転車の定義からは逸脱していない。
自らの力だけで動き続ける車だからだ。
なんか登り坂をアシストなんてズルいって気がするが、それも自らが生み出した電力であれば自給自足は成り立っている。なんか複雑な心境だなぁ〜(^_^;)
腕時計で機械式自動巻きというのがある。腕に付けとけば勝手にゼンマイが巻かれて動き続けるというものだ。
SEIKOはAGSとかキネティックと言ってクオーツでそれを実現した。基本原理はそれと同じだ。
さらにスタイルだって変わる可能性がある。
例えばこんなのももうすでに市販されている。
https://www.gizmodo.jp/2020/09/cyclebeno.html
スポークもハブも無い輪っかだけの車輪。
10年後の自転車ってどうなってるのだろう?
100年後は??
見てみたいけど見れないのがすごく残念だ。