サラリーマンは誰しも必ず定年退職する時が来る。
現在、一般的な会社の定年は60歳だ。
そして高年齢者雇用安定法と言う法律により、60歳以降継続して働きたい希望者は引き続き65歳までその会社で働く事ができる。
そして現在は努力義務となっているが、さらに年齢を70歳まで引き上げていて、近い将来、企業側は希望者には70歳まで雇用し続けなければならない時代が来るだろう。
巷では人生100年時代と大ウソが大流行しているが、実際には男性の健康寿命は72歳💦
やっと仕事を終えても、すぐ健康寿命は尽きる…
そこまで働かせるのか!今の日本は!
友人に今年度60歳の定年を迎える人がいる。
彼は60歳定年を機に退職を希望したそうだが、自分以外の全員が延長希望だったそうだ!
もはや、60歳で文字通り定年退職する人は少数派になってしまった😅
(オレは57歳と10ヶ月だったけど~😂)
家のローンがまだ残っていて、どうしても仕事を続けざるを得ない人や、将来もらえる年金が少ないとか、将来不安がある人など、60歳で仕事を辞められない人もいるだろう。
一方で、特に仕事辞めても何する訳でもないから、とりあえず働いておこうと言う人もいる。
人生、人それぞれ。
どれが正解でどれが間違っている訳ではない。すべてその人の自由だ。
ただ、スティーブ・ジョブスが亡くなる前に残した最後の言葉にあるように、自分が死ぬ間際には富よりもっと大切にすれば良かった事を想い、後悔したりする…
お金がどうしても必要で仕方ない状況にあるのなら自分も当然働いてお金を稼ぐだろうけど、もうこの歳になると、お金持ちになりたいと言う野心より、残された人生好き勝手に生きたいと想う気持ちの方が勝ってしまった。
そして仕事を辞めて早6年…
一点の曇りもなく、純粋に人生を楽しんでいる。
仕事を辞めなきゃよかったなどと思った事はたった一度もない。
もうすぐ年金も支給される。
月に11万円だけど、自分の暮らし方には十分だ。
あと何年元気でいられるのかわからないが、終わりがある事を認めて、毎日精一杯楽しもうと思う。