7月17日にフランス人のベックが来日する。
LINEがあって、18日東京で会おうと約束した。
彼とは4年前にパリで会って遊んだ以来だなぁ~
彼は北アフリカのルーツを持つフランス人。
現在は非常に優秀な高給取りでミドルクラスのフランス人だ。アニメオタクでもある。
昨今のフランスの暴動についてはニュース等でいろいろ報道されているので、ここでは詳しく話さなくてもいいと思うが、全土へ飛び火し前代未聞の事態となっている。
はっきり言って、きっかけは警察に射殺された少年だと思うが、現在大騒ぎしているのは、それに便乗して、破壊行為がしたい連中や、スーパーなど店舗のドアをこじ開けて物を略奪したり、普通の人の車を燃やしたり、やりたい放題しているだけ。けして警察への抗議のレベルではない。
こういうのを目の当たりにすると、やっぱり日本と西洋って違うなぁ~って思う。
いい悪いで言えば、このことは悪いに値するが、もっと根底から考えると単純にそう言って済ませられない部分もある気がする。
もともと移民や難民をまったく入れない国。
未だに村社会だから、よそ者を内部にまで入れることを拒む社会だ。
お金を落としてすぐ帰ってくれる観光客はウエルカムだが…💦
そういう国ってどうなんだろう??
ちょっとずるい気もするが…
自分も若い時、一回だけ暴徒化したことがある。
(自分ではもう時効と勝手に思っているが、聞いた人は引くかもしれない…💦)
今から46年くらい前のことだろうか…
高校生だった。
ちょうど下校の時間で自分も、学校から歩いて家に帰っていた。
そこに知り合いのダチが、バイクに女の子を2人後ろに乗せ、3人乗りで走ってきた。
白バイに追従されている。
白バイから逃げようと目の前を猛スピードで走り去っていった。
その先、1キロ先くらいだろうか!
ダチはスピードの出し過ぎでカーブを曲がり切れず、大事故を起こす。
3人とも帰らぬ人となった。
そして、そのあとに事件が起こった。
白バイも怖くなって逃げてしまったのだ。
警察も白バイのことはいっさい隠ぺいして話さない!
オレたちは、暴走族仲間に大集合をかけた!
とんでもない数の不良連中が、その街に集まった。
オレたちは、白バイに追いかけられていたのを目撃証言してもらえないか、普通の人の家のドアをたたきまくった。
しかし、そんな不良連中に協力してくれる人は誰もいなかった。
誰がやったのかはわからないが、交番に火をつけパトカーをひっくり返したり、興奮した不良の一部が暴徒化していた。
最終的には新聞社が白バイのことを記事にしてくれ、警察も認め白バイ隊員も自主した。
もともとダチがノーヘルで3人乗りしている時点で100%悪いわけで、追いかけていた白バイが悪いわけではない。
しかし、警察の隠ぺいしようとする態度に若者たちは憤慨し、暴徒化したのだった。
そんなことをこのフランスの事件からふと思い出したのだが、それでも根本的な何かが違うような気がしてならない。
植民地、奴隷、難民、移民、差別、貧困層…
フランスなど西洋は、日本にはないもっと深い過去がその根底にあって、今もまだ未解決であることもあるのだろう。
ベックが来たら聞いてみるか!