るんるんリタイア暮らし

58歳で35年務めた会社を退職。現在リタイア生活をエンジョイ中

リタイアした後の生き方・考え方

リタイア後はこれまでの人生と価値観がガラリと変わりました。

 

もちろんそうではない人もいるでしょうけど、私は変わりました。

 

今はすごくピュアで純粋な気持ちです。

 

幼い頃の学校に通ってる時から就職して働いている時まで、現役時代って、いつも「評価」を気にしています。

 

学校の通信簿にしても、仕事の業績にしても、常に「評価」があります。

 

それは悪いこととは思っていません。

 

人間褒められたら嬉しいし、褒められればモチベーションも上がって、もっと頑張ろうという気にもなります。

 

自分はちょっと天邪鬼な性格で、会社で上司に褒められるとか、学校で先生に褒められるっていうのは、いつもナナメに構えていてあまり嬉しくありませんでした。

 

自分が部下を持ってからは、部下に評価されることもとても嬉しいことでした。

 

仕事ではお客様に評価頂けたりするとものすごく嬉しかったですし、学校でも同じ仲間に評価してもらえるのが一番励みになりました。

 

長い長い現役時代。

もっと喜んでもらえるように、もっと褒めてもらえるように思うことは、成長するための原動力となると思います。

 

しかし現役引退。

一線から身を引き、隠居暮しになってから、人からの評価はまったく大切ではなくなりました。

もっと正確に言うと、自分を評価してくれる人もいなくなりました。

 

誰も見てくれていない…誰も評価してくれない…

 

本当は、実はこれとても大切なのです。

 

誰もいない、誰も見ていないところにゴミが落ちていた…

それを拾って片付けても誰からも評価されません。

しかし、評価されるための行動ではなく、自分がそのゴミを見て拾うか拾わないかだけの問題なのです。

 

子供は何かいいことをすると、「偉いね〜」と褒められ嬉しくなります。そうやって色々な行動を学習していきます。

 

人生の晩年は、人の評価を抜きにして自分がすべき行動をすればいいのです。

 

いいことをすると、誰かが褒めてくれたりお駄賃くれたりする現役時代。

リタイア後はそんな事は一切気にせず、自分がいいと思う行動をすればいいだけです。見返りなど要りません。

 

ある意味、純粋にピュアな心で生きることが大切になります。

 

社会とのつながりや肩書など喪失し肩を落とす人… 

未だ現役時代を引きずり、もう無い肩書から離れられない人…

 

リタイア後は真の人間性が問われる時代です。

 

こう書いていてふと思ったのですが、僧侶とかに近い感覚かも。

 

見返りや報酬、名声など煩悩を断ち、純粋に生きましょう。

 

私はまだまだ修行が足りないですが…😅