ほんとどうなっちゃったの?
このとんでもない雨・・・
我が家は川も近くないし、崖もないから一応安心だけど、もうずーと強い雨が昨日から降り続いている・・・・(^^;)
もう災害が起きませんように・・・
この間ずっと家に閉じこもっている。
要するにSTAY HOMEなわけで結果オーライ(^^)v
ということで何も行動もできず、ただモンモンと過ごす時間。
仕方ないから、回想でもしよう(笑)
るんるんリタイア暮らし早4年弱。
今日はそのリタイア暮らしになる前のお話。
大学卒業して就職した会社に34年間務めた。
そして58歳手前で早期退職した。
とても単純だから履歴書書くなら数行で終わっちゃうね(笑)
時代の波にのり売上は倍々で伸び、途中合併なども繰り返しながら、それなりの大企業に成長していった。
ラッキーにも、まだ組織が小さかった時に入社したため、あれよあれよと組織が拡大し、出世も必然的に早かった
比較的若い時から責任あるポジションでもあったので、いろいろと貴重な経験をさせてもらえたことは幸運だった。
もちろん、34年すべてが純忠満帆な訳はない。
途中合併を繰り返し熾烈な内部紛争もあったし、汚い人間模様も当然ながらたくさんあった。はしご外されるだとか、出る杭はなんとかだとか、まあいろいろなことがある。
でもなんだかんだいっても恵まれていたと思う。会社に入った時期と時代には恵まれたと思う。
どんな仕事でも多少の我慢や理不尽なことはあるものだ。
だから、黙って淡々と務めていれば60歳まで訳ないし、その後も65歳までは給料は下がるが雇用してもらえる環境にあった。
それでも、比較的若い頃から早期退職したいって頭で思っていた。
自由になりたかった。そしてゆっくり休みたかったし、旅したりいろんなことをしたいと思っていた。わかりやすく言えば遊びたかったのだ。
何はともあれ、金が必要だ。
一生懸命考えた。貯金、退職金、退職後の住まいのことや食費や税金。
もっともっと将来まで。70歳80歳85歳・・・・
当然自分の財布についてはだいたい解っているので、自分がこの先贅沢ができなことは計算するまでもなく理解できる。
それでも自由になりたいか?ということとどっちを選ぶか?ということだ。
迷わず自由を選んだ。(いや迷った末にだ・・・笑)
そして決断の瞬間とは、人事に退職願いを出すときだ
人事課の部長とは友達だから、もういろいろ相談して退職希望のことは知っていたんだけど、さすがにちょっと緊張した。だってもう後戻りはできない瞬間だからね。
確か退職の半年前くらいには提出した気がする。
引継ぎ者の人事とその育成をしないとならない。
いよいよ時期が近づき、各部署やら親しい仲間などが飲み会をしてくれた。
30年以上勤めればそれなりに人とはかかわるからね。取引先にも送別会してもらっちゃったっけ(^^;)
今のようなコロナだったら寂しいけどできないんだろうね。。。
そして最終出勤日。もう机の中も鉛筆一本入っていない。名刺もすべてシュレッダーにかけて処分した。雑巾で机の上も中もぜんぶ拭いてきれいにした。
最後にPCの電源を落とし、お疲れ様でしたと会社を後にした。
それから一度も会社には行っていない。
まあ当然だ。学校じゃないんだから用事もないのに会社には行かない。
おもしろいもので、30年だろうが40年だろうがどんなに長く勤めようと、辞めたらもうその会社との関係は一切ない。肩書なんてなんの意味もない。
不思議と34年もしてきた仕事はある意味プロフェッショナルだと思うけど、その後その分野にはまったく興味もなくなった。
そこからオレの新しいるんるんリタイア暮らしがスタートしたのだ。
自営業などの方とは感覚が違うかもしれないが、サラリーマンってこんな感じです。
遅かれ早かれ、サラリーマンなら誰でも通る道ですね。