今日は2021年の12月31日大みそか。
今年も無事越せたことに感謝し静かに家で過ごす。
今年は年末の大掃除もしっかりできたし、清々しい気持ちで年を越すことができる。
ほんと何もかもに感謝したい。
人は、生まれてから親に面倒を見てもらいながら学校に通い、やがて成人し社会人になり自分で稼いで生きるようになる。
そして歳をとり、長年お世話になってきた仕事も終わりを告げる。
これは長年サラリーマンをしてきたオレのイメージだから、いろいろな人生があることと思うけど、いずれにしても誰しもいつか終わるのである。
早く仕事をリタイアしてゆっくり残りの人生を楽しく生きたい。
定年退職したけど、やっぱり何か仕事を可能な限り続けていたい。
そう、最後には誰しも終わるのだけど、いつ終わりにするのかが違うだけだ。
早めに終わりにしたいのか、最後の最後まで現役でいたいのか・・・・
オレはどっちもありだし、正解だと思っている。
もし長年働き続けてきて、そのストレスから解放され自由なリタイア人生を過ごしたいというのであれば、それなりの準備と経済的な胸算用もしなければならない。
もらえるだろう年金と預貯金などで、今後どの程度の暮らしが可能なのかシミュレーションして、それが自分にとってどうなのか?考えなければならない。
自分の場合は月10万円で楽しく生活できると確信しリタイアした。
それで楽しく生きられるように、自分の暮らしを見つめなおした。
車もバイクも手放し、現在は趣味の自転車が唯一のパーソナルvehicleだ。
自分の生活環境もまさにサスティナブルでなければ成立しない。
リタイアするとガラッと環境が変わる。
まず仕事関係のいわゆる「つきあい」が皆無になる。
もちろん社交的で友だちが大勢いらっしゃる方もいるだろう。
自分はリタイア後ほとんど人付き合いが無くなった。(あえて言うと無くした)
ちょっと寂しい時もあるけど、経済的には圧倒的に楽になった。
酒もたばこもやらないし、もともと飲み会の出費は自分にとってあまり有意義なものではなかったしね(笑)
さて、そんなこんなでリタイア後の暮らしもなんとかなりそうなシミュレーションができたとする。
さあこれでリタイアできる。実行可能だ。
明日から一切会社に行かなくていい暮らし。
朝もゆっくり起き、のんびり過ごし、好きなことしたりする毎日・・・・
まるで天国のようだ。
何が一番かというと、病気になるような大きなストレスがないこと。
やっぱりこれが何より幸せに感じる。
社会人として仕事していれば、多かれ少なかれ責任が生じ、いろいろなプレッシャーやさまさまな人間関係などのストレスがあったりするものだ。
それらから解放されたときの解放感はとても心地よい。
長年背負ってきた肩の大きな錘が取れたような清々しい感覚がある。
しかし一番大切なのは実はここから先なのだ。
死ぬまでずっと自由に生きるということは、死ぬまで何かし続けることだ。
会社に行かなくても人間にはだれでも平等に同じ時間がある。
一日24時間、一年間で8760時間・・・・それが何年も何年も続く・・・・
お金さえあれば、毎日スーパーに行って食材を買い、ご飯を食べることはできる。
しかしそれだけの繰り返しでは、やっぱり現代人は辛いのだ。
趣味でもなんでもいいけど、「やること」がなければ生きていけないのだ。
「やること=仕事」だったのが、「やること=?」
お金を稼がなくても、何かしらやることがないとつまらないだろう。
生活に必要な最低限なお金があればリタイアはできる。
しかしリタイアしてもやりたいことがないと行き詰まる。
自分はリタイアしたらやりたいことって何だろう?
それをよーーーく自問自答することがとても大切だと思う。
※あくまでも私個人の考えであり、考えは人それぞれと思っております。