昔、少しだけフィギュアスケートに携わったことがある者として。
私がフィギュアスケートを練習していた時はコンパルソリーと言って、正確な円を描いて滑る規定というのがありました。
真円を描きながら、半分、または1/3の地点でバックスケートに変えたりします。
もくもくとコンパルソリーを練習したことを思い出します。
昔はフリー演技の採点はテクニカルメリットとアーティスティックインプレッションと言っていました。
現在の点数の付け方はよく知りません。
私の時代、男子も女子もトップ選手は圧倒的に西洋人たちでした。
特にロシア(ソ連)などの選手はアジア人と比べ、アーティスティックインプレッションが素人が見ても圧倒的に美しく、日本人の演技は真面目で正確ではあるものの、なかなか芸術性は一歩も二歩も劣る感じでした。
そもそもバレーやダンスは西洋発祥なもの。長年の文化はそう簡単にはいかない。
所詮、歌舞伎や能の文化の日本人には難しいんだ・・・・とか思っていました(爆)
しかし、時代は完全に変わりました。
今ではショートプログラムのトップから4位まですべてアジア人です。
羽生君もネーサン・チェンも国籍はともかくアジア人であって、技術だけではなく芸術性もとても優れています。もう西洋も東洋も関係ありません。
はじめて羽生選手を見たとき、びっくりしました。
正確なジャンプやスピンという前に、滑りがとても美しくエレガントだったのです。
これはまったく新しい人が出てきたと感動したものです。
フィギュアスケートのトップアスリートにまだ黒人の選手が少ないのもいろいろあるのでしょうが、近い将来必ず台頭してくるでしょう。
とんでもないバネで、すごいジャンプが見られるかもしれません。
最高でも2回転しかできませんでしたけど(笑)、トーループ、サルコー、フリップ、ループ、ルッツ、アクセルぜんぶ飛べましたよ(^^)v
一番好きなのはルッツでした~(^^♪ 4年間しかしませんでしたけど・・・(^^;)
みんな精一杯悔いのないよう頑張ってくださいね~(^^)v