現在はロードバイクと一般的に言われてますが、オレは約半世紀(笑)自転車を趣味にしてきて、当時の言い方「ロードレーサー」とあえて呼ぶ頑固じじいです(笑)
さすがにクロスバイクをスポルティーフとは呼べないけど、クロスバイクにドロヨケ付けたら、まあ現代版スポルティーフって言ってもいい気がする~
オレからしたら、シクロクロスもグラベルも部品替えたらほぼ一緒。
自転車が趣味で、また自転車いじりが趣味で、一万円もしない安い中古自転車をヤフオクで落札しては、オーバーホールしたり改造したりして楽しんでいるうちに、気が付いたら自転車が6台にまで膨れ上がってしまった・・・・(^^;)
所有する6台の内2台はロードレーサーだ。
大昔のビンテージクロモリロード「つねさぶろう」とカーボンロードの「FUJI SL1」の2台を持っている。
つねさぶろうくんは、自分が20代の時にショップで新品で買ったロードだが、FUJI SL1は最近勢いで中古を購入してしまった(^_^;)
つねさぶろうくん
FUJIくん
昔からカーボンには憧れていたので死ぬまでに一度は乗ってみたいと思っていた。
よく何かを購入する時、背中を押す魔法の言葉として「自分へのご褒美」とか言って自己暗示にかけるが、もう一つ背中を押す便利な言葉がある。
「死ぬ前に・・・・」
この歳になると、これけっこう使える~(笑)
あまり自転車に興味ない人は知らないかもしれないが、カーボンロードをもしお店で見かけたら、一度ひょいって持ってみてほしい。
驚くほど軽くてびっくりすると思う。
そりゃ100万だの200万ならあきらめるけど、10万以下で手に入るなら、死ぬ前に・・・って独りつぶやいて買っちゃうよ。一度は乗ってみたいんだもん。
確かに自転車って軽い事はとても有利だし、カーボンロードは素晴らしい自転車だよ。
でもね、オレ的にはやっぱりメインの自転車にはならないのだ。
それはロードレーサーであるからだ。
ロードレーサーはいかに早く走るかを追求した究極の自転車。従って人間以外の荷物などを積むことは一切考えられていない。ドロヨケも無駄!徹底的に走りに専念する設計。
とてもこんな自転車で長旅などする気になれない。
従って旅自転車を考えると、40年前からあまり重量も機能も変わっていないのだ。
確かにきれいなアスファルトを快適に走っている時のロードの気持ち良さは格別だ。
ママチャリとロードってこれ同じ自転車じゃないよな~って思うもん。
でも野菜の無人販売所で新鮮なトマトが安く売ってたから買っちゃお~って思っても、ロードでは買うこともできない。
いきなり雨が降ってきたら、タイヤが吸い上げる水で全身びちょびちょになる。
当然だ!最初に言ったじゃん!これは早く走るためだけに特化された自転車って。
そのためにより軽い素材のカーボンでフレームを作ってるんだ。高価ではあるがバキッって割れたりしたらもう廃棄だ。ある意味使い捨て感覚?
そうなるとやっぱり怖くて旅用途には使えないなぁ~~(^^;)
要するに死ぬまでに一度体験できてわかったのである。
オレには必要ないなぁ~って(^^;)
先日、日光にサイクリング行ったとき、帰りは自宅まで140キロ一気に帰ってこれた。
こんなママチャリのような荷物積んだアビオスくんでもぜんぜん楽ちんだった。
条件もすごく良かった。体調もよかった。だから楽に走れたんだと思うけど、そもそも旅ではそんなシャカリキになって走る必要もない。
風景を眺めたり、ちょこちょこ気になる場所に立ち寄ったりして旅するのがいいんだから、一日何キロ走った~なんてことはどうでもいいのだ。
でもね・・・・
やっぱりエンジンは自分なんですよ(^^;)
非力な二本の脚で漕がないと前に進まないのです。
ほんの少しでも楽したいのです(笑)
1gでも軽くて旅にも丈夫な自転車が理想なんです。
そんな画期的な旅自転車ってないかなぁ・・・・・