るんるんリタイア暮らし

58歳で35年務めた会社を退職。現在リタイア生活をエンジョイ中

【自転車】この40年で何が進歩したか?

先日、ブリヂストンアビオスくんで日光までツーリングしてきた。

 

その時改めて思ったことを記録しておこうと思う。

 

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中禅寺湖 千手が浜にて

 

アビオスくんは、アルミのフレームに26HEホイールを履くツーリング車。

乗った感じは昔のランドナーに近い。現在はハンドルをアップライトにし、より楽なポジションにしている。

 

昔はアルミのフレームなんて一般的には無かった。すべてハイテンやクロモリなどのスチールだった。(チタンとか超高級な自転車は除く)

 

だから重量はアルミのアビオスくんの方がやや軽いが、まあそれほどアドバンテージがあるかと言ったら大した差ではない。

 

じゃあ、一体40年前の昔と比べて何が良くなったのか???

 

40年で進歩したのは以下の3点だ。

 

①ブレーキ

これは圧倒的に良くなった。

Vブレーキカンチブレーキに比べ圧倒的大勝利だ。

いろは坂を下る時、どれだけ安心して下れたか・・・・(^^)v

今は油圧ディスクなどさらにブレーキは進化が進んでいる。

安全のためにもとても素晴らしい進歩だと思う。

 

②手元シフト

昔はダウンチューブにシフトレバーがあり、さらにカチカチとシフトを一段一段変速することはできず、感覚でシフトチェンジするものだった。

現代はハンドルから手を離さなくてもシフトでき、さらにSISシステムで簡単に一段づつ確実にシフト可能になった。

オレは慣れているので、ダウンチューブでもSISシフトじゃなくてもそれほど困りはしないが、やっぱり手元でのSISはとても楽なのだ。シフトチェンジも頻繁にできる。その効果はやっぱりツーリングでは疲労の少なさに繋がってくる。

ギア変速については大進歩だと思う。

 

③ギア比

これは昔でもやろうと思えばできたことかもしれないが、一般的にはこれほどのワイドレシオのギアは市販車には付いていなかった。

昔はフランスのTA社のチェーンホイールランドナー乗りの憧れだった。

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しかし一般的なランドナーはフロントダブルで48T×34T、リアのフリーは13T~24Tくらいが一般的だった。しかもフリーは5段しかなかった(^^;)

それでもえっちらほっちら坂を登っていたけど、やっぱりローギアが軽いと速度は遅くなるけど、楽に坂が上れるのでかなりありがたい。

以前、そんな超ローギアなんているの?なんてブログに書いちゃったけど反省(^^;)、訂正します(^^;)

荷物を満載したキャンピング仕様で旅するなら、フロント28T×リア32Tくらいはあった方がいいと思った。(現在のアビオスくんはフロント28T×リア28T)

 

それ以外は40年経っても基本的にほとんど変わっていない。

まあそれだけ自転車というのは完成されているのかもしれないけどね。

 

最近自転車を乗っていて強く感じるのは、専用のウエアーを纏い、颯爽とロードバイクで走っている自転車乗りはたくさん見るが、旅しています的なサイクリストはほとんど絶滅してしまったのか?と思うほど見ない・・・・(^^;)

 

つまりスポーツとしては人気だけど、あまり旅の道具という趣味は流行ってないみたいだ。オレはもう絶滅危惧種か・・・・・( ノД`)シクシク…

 

そうなると、メーカーもロードバイクには力が入り、年々高っけ~~って目の飛び出るような新型バイクが売り出されるが、旅自転車はえ??何ですかそれ??みたいななんとも寂しい時代になっちまった。

でも、きっとこの先、旅チャリもまた流行る時が来ると信じているぞ~~

だって絶対楽しいもん~(^^♪

 

それまで一人でもがんばるぞーーー(笑)