近年、同調圧力という単語を耳にするようになった。
(昔は聞いたことが無かったけど…)
あまりいい意味で使われてない気がする。
本当は嫌なんだけど周りに従わなければならない目に見えない圧力を感じる事はあるよね😅
もちろん法は同調圧力とは違う。
暗黙のルールみたいな空気を感じて従うような曖昧さが日本には多い😅
どっちに行くのも自由なのに、こっちに行かないといけないように集団に誘導されるような事だ。
じゃあ、同調圧力を無視して自由に行動すればいいじゃんって思うかもしてないが、やっぱり集団によるイジメ、嫌がらせ、無視などのハラスメントが起こる可能性が高い。
特に日本はこの同調圧力が強い国だと言われている。
でもちょっと待てよ…
昔を思い出してみた…
同調圧力どころか、好き好んでみんな一緒が普通だった。
どこの家庭でも、年寄りも子供も、大晦日はみんなで紅白歌合戦見るのは当り前だったし、同調圧力なんて概念は無かった。
子供は学校に通い、進学のための受験勉強があり、部活に入り、就職するという全員同じ道を歩む事にそれほど疑問も無かった。当たり前過ぎて圧力?なんて思わなかった。
その時同じ道を進まない人もいただろう。
でもあまり気にしなかった。
なぜならごく少数だったし、自分の事に精一杯で他人をどうこう言う余裕も無かった。9割が同じなんだからもうそれで問題ないのだ。
同調が圧力ではなく、みんなの輪の中にいる安心感の方が勝ってたのかな?
歌謡曲も国民のほとんどが聴いていた。
巨人戦もみんな見ていた。
情報はテレビに集中してた。
娯楽の種類も少なかったからねぇ〜💦
メディアに作られた娯楽だったとしても、喜んで受け入れていた。
今、同調圧力と言っている世の中を思うと、もしかしたらこれまでの日本の画一化が限界にきている事なのかもね。
かつて金太郎飴なんて言われてた日本人。
誰でもみんな正確で同じことが出来る。
世界でも稀なクローンのような人間集団。
きっと末期症状なのだろう。
いつの世も、新しい時代になる時には抵抗勢力がある。
しかしやがて、新しい力に飲み込まれて時代は変わる。