一夜明け、能登半島の地震の災害状況がより明らかになってきた。
東日本大震災ほどではないが津波で船も転覆し、まるで自分の目で見た阪神淡路大震災のようなビル倒壊の状況。
兵庫の長田区を思い出す大火災…
よりによって人々が一年で最も家族団らんでくつろげる元日になぜ…(;_;)
自分のブログは普段、冗談や下らないことを書いてるものだが気分的に書けなくなってしまった…
兵庫で阪神淡路大震災に被災した時と同じだ。
多くの家が倒壊する。
電話は不通になる。
大火災が起きる。
停電、断水、ガスは危険で使えない。
インターネットは当時まだ今ほど普及してなかった。
ニュースではどこどこの街で地震で転んで軽症とか、どうでもいい被害状況しか伝えないのもまったく同じ。
当時テレビに向かって
「そんな被害状況じゃない!何千人ってレベルなんだぞ〜」
と憤って大声で叫んでいた。
当たり前だが震度7の大地震で数人が軽い怪我したレベルで済むはずがない事は誰にでもわかるだろう。
現地にいるとニュースで流れる情報にかなりのタイムラグがあり、憤りと違和感を感じるのだ。
(もちろん正しい情報を伝えるという意味で仕方ないが…)
災害に一番強いのはラジオだと言われる。
停電であっても電池があれば聴ける。
いくらインターネットが便利でもアンテナや電気の不通や、一気に大勢が利用しキャパオーバーになって繋がらない場合もよくある。
ラジオは移動しながらも聴けるし、何万人が聴こうがなんの問題もない。やはり災害に強いのはラジオだ。
しかし、今ラジオを聴いて見たら、NHKを含むすべての放送で地震情報を伝えてる放送局はなかった。
もしかしたら現地の放送局はちゃんと緊急地震放送になっているの?そうならいいけど…
NHKは駅伝放送してるし、他局は大笑いしてトークしている娯楽放送だったり…
せめて一局は、常時地震情報を流してほしい。
倒壊住宅に閉じ込められてる人の救出はとにかく時間の勝負だ。特にこの寒さもあるから一刻も早く生存者にアプローチすることが求められる。
自分は何もできず申し訳ないが、休日返上で救助に当たる自衛隊、警察消防など多くの皆様、大変だとは思いますがどうぞよろしくお願いします。