関東で大きな地震があった。
震源地は千葉県北西部。
震源地の真上にあるのがオレの家だ・・・(^^;)
築45年の安普請の木造家屋。
とりあえずなんともなくて良かった(^^)v
これまでの経験上、震度6レベルまでなら津波を除いて多数の死亡者が出ることはない。
他の国では震度5レベルでも多数の死傷者が出たり家屋が倒壊する映像をニュースでよく見るが、日本の建築物は世界一耐震強度が優れている。
ご存じのように建築基準法では、1981年を境に耐震基準が改められ、それ以前を「旧耐震」以降を「新耐震」と呼ばれている。
当たり前だが建築は新しいほど耐震構造は優れている。
我が家は当然旧耐震の時代に建てられた建売住宅だ。
劣化もあるだろうし、地震に強いとは到底思えない(^^;)
昭和51年築・・・・・
その当時の大工さんの腕とたとえ建て売りでも手抜きのない仕事に期待せざるを得ない。
またコンパクトな家で、間取り上最大空間が6畳モジュールだから比較的強いのではないかと個人的には期待している。
たとえ新耐震であっても、一階リビングが柱のない大きな空間であったり、半分がピロティ―構造の駐車場だったりの場合、倒壊している家を阪神大震災ではたくさん見た。
もちろん新耐震以降の方が安心だが、絶対ではないのである。
また見えない所でコストカットし儲けるための手抜きなどが時々バレてニュースになったりしている。
こればっかりは、施工者の良心を信じるしかないのが現状だ。
オレは1995年兵庫県西宮市に住んでおり、阪神淡路大震災を経験した。
国内史上初の震度7で死者が6434人、住宅被害が約64万棟の大震災だ。
この地震での死者のほとんどは家屋倒壊による圧死だった。
海の近くにお住まいの方は震度以上に津波の方が怖いかもしれないけど、津波の被害がない地域では、やっぱり最も心配なのは建物の倒壊である。
歴史的にみても、大地震はいつかは必ず来るのだろうが、せめてあと100年は来ないでほしい。
あと100年経てば、旧耐震の建物は皆無になっているだろうし、さらに高度な耐震構造の建物に進歩しているだろうから、震度7でも過去のような甚大な被害が免れるのではないかと思う。
1923年の関東大震災の東京は震度6と推定されているが、死者と行方不明者は約10万5千人で 我が国の自然災害史上最悪のものだ。
時代とともに大地震の被害も少なくなってはいる。
100年後。きっと震度7でも安心して住める日本であったらいいなぁ~