るんるんリタイア暮らし

58歳で35年務めた会社を退職。現在リタイア生活をエンジョイ中

ちょっと小言

日本人は常に相手のことを考え行動する文化があると、海外で良く賛美される。

 

日本人である自分自身もそれはまんざら間違ってないと思ってる。

 

ストレートにものを言わず、婉曲な言い回しでボカしたりするのも、相手をできるだけ不快にさせない配慮からだ。

 

言語の違いも面白い。

英語なんかは、まだ内容を一言も伝えてないうちから、まっ先にI don'tだもんねぇ〜😅

逆に日本語は最後の最後まで聞かないと否定だか肯定だかわからない…😂

まさに真逆!(笑)

 

でもこれは、結論を言う前になんとなく相手に察する時間を作ってるとも考えられる。

声のトーンや表情などで、結論を言う前に察してもらう配慮の言い回しなのかもしれない…😅

 

しかし…

 

相手の立場、当事者の気持ちを考えない行為や浅はかな言動が最近目立つ。

 

秋田県で作業小屋に長時間立てこもった熊3頭を駆除したことに対して、責任者出せ!と役所に苦情500件以上の電話が鳴り止まないというニュースを見た。

電話で抗議した人、全員公開して欲しい(笑)

 

熊が可愛そうだという気持ちはわかる。

でも、その地域で子育てしている人たちの不安とか怖さもわからないのだろうか?

苦情言った人の中で、野生動物によって畑などの被害を受け自分の年収が減った人いる?

 

あなたが熊が出る地域に引っ越してから、抗議してみろと言いたい! または今まではそういう事がなかったけど、あなたの家のエリアに熊が出始めたらどうする訳?

まだローンあるけど熊さんのために引っ越す?(笑)

 

イスラエルハマスの問題についても、ネットなど見てるとずいぶんトンチンカンな意見が目立つ。

 

もちろん、ガザにしてもイスラエル側にしても、罪のない一般市民や幼い子供が犠牲になるのはどちらも忍びない。

 

ガザの一般市民が可愛そうだとか言う意見もあるが、まったく自分が100%安全な場所から好き勝手で浅はかな意見を言っているように思えてならない。

 

いきなりあなたの街に3000発を超えるミサイルが降ってきたら、あなたはどう思うのか?またどう行動するのか?

親戚、家族、子供、友達を失い、家も失い…

 

遠い地球の反対側で、対岸の火事を見ながら好き勝手な浅はかな意見を言ってる人たち…

現地で露頭に迷ってる人たちはそれらの意見を聞いていったいどう思うのだろう?

 

人間は相手の痛みを感じることはできない。体の神経は繋がってないから。

だからこそ、感じ取らなければならないんじゃないの?

 

ガザの人たちも、ハマスの恐怖政治や人間の盾にされることから開放されないと本当の平和は訪れない。

イスラエルの国民にとってもハマスが存在し続けてテロ行為を繰り返すのを完全に消滅しなければ安心して暮らすことはできない。

パレスチナハマスではないのだ!

 

そもそもお互いに由緒ある土地に暮らして、いがみ合っている現状はイギリスなどの欧米諸国がその原因を作った張本人だ。

 

イスラム原理主義のテロ組織は絶対に認めないが、追い込まれていった背景には欧米諸国の自分優先の考えが起因している。

 

最近巷を騒がせたロシアびいきの政治家も、いきなり国境を超えて、街ごと民間人を皆殺しにされたウクライナの人達からしたら、殺したくなるほど腹立つだろう。

 

すべて自分が安全地帯にいながら好き勝手な事を言ってるようにしか感じない。

 

一刻も早く争いが終わり、和平が訪れて欲しいと心から願う事しか自分には出来ないが… 

 

今日はちょっと小言が言いたかった…💦