冒頭から金の話で申し訳ないが・・・・・(^^;)
「老後の最低日常生活は月額23万2千円、ゆとりある生活なら37万9千円!」
老後の最低日常生活費は月額「23万2千円」、ゆとりある生活なら「37万9千円」 - シニアガイド
こういうネットの記事を見るたびに、なんか違和感を感じるのはオレだけ??
老後でも、お金持ちはたくさんお金を使っていい暮らしができるだろうし、お金がない人は働き続けるか質素な暮らしををせざるを得ない。
そんな当たり前のこと、オレだってわかってるよ。
でもね!!
これはあくまでもオレの感覚、オレの個人的意見でしかないんだけど、今のお年寄りって、けっこう裕福な人が多い気がする。
年金もけっこうもらえてる人も多いみたいだし、貯蓄もある。
すでに70歳も過ぎていれば、もうこの先そんなたくさんのお金も要らないだろから余裕がある。
昼間のテレビショッピング・・・・
なんだか売ってるものもターゲットは老人向け??って思えてならない。
これから老後になっていく50代60代。さらには30代40代がこの月額を見たら、ちょっとやってらんね~って溜息ついちゃうんじゃない??
もちろん、今の老人たちが悪いわけじゃない。
ただ時代がよかったんだと思う。
昭和30年代に家を買った人は300万とか400万で郊外に一戸建てが買えた。
郊外といっても千葉や埼玉の通勤圏内の一戸建てだ。
当然その時はすごく高い買い物だが、毎年毎年給料も上がり、結果としては安い買い物となった。その数百万で購入した家はやがて土地90坪、駅10分以内の物件でバブル期は1億の値が付くまでになった…(^^;)
銀行や郵便局にほおっておいた定期預金も10年もすれば相当利息も膨れ上がって大きくなった。(物価も上がってるからまあ当然なんだけど・・・・)
とにかく高度成長期をバリバリの現役で過ごした世代は、ラッキーだったのだ。
しかし今現役の世代はそんなの夢物語だ。
平安時代より室町時代、室町時代より江戸時代、江戸時代より明治・・・
時代は近代になればなるほど、人々の暮らしは良くなっていった・・・・
なんか昭和以降、逆行している気がしてならない。
確かにネットとスマホがあれば、あまりお金使わなくても暇はつぶせる。
しかし、全体的に消費意欲も落ち、車にも興味なく、家も買えないといった若者が大勢になっていやしないか?
年収300万円でも元気だったのは、この先もっと給料は上がっていくと確信が持てたからだ。
年功序列が崩れ、給料もこの先上がるとは思えないし、下手をすればリストラもあるかもしれないという将来不安がある中で、おいそれと高価なものを買ったり、結婚して子供を育てたりということになかなか一歩を踏み出せないのは当然だと思う。
今の若者の方が昔よりずっとシビアに生きている。
さらに自分の老後なんて夢も希望も描けないのではないか?
毎月夫婦で37万円も使える人って現役の今ですらできないのに、なんで働かなくなった老後にそんな生活ができるのよ???
人口ピラミッドという言い方があるが、日本はピラミッドではない!
完全な逆ピラミッドだ。あべこべ・・・(^^;)
若者側から見たら、これはとても悲惨だ。
老人が長生きすればするほど、税金の出費も増えてしまう。
それをまかなうのが現役世代だからだ。
だから少なくとも自分が収めた年金以上にもらえるほど長生きしない方がいい。
生涯1000万払って500万もらって死んだら、現役世代は助かるでしょ。
人生100年時代なんて喜んで騒いでいる場合じゃないのである。
さっさと死んでいかないとヤバいでしょ(^^;)
まあ、自分の寿命なんて誰もわからないんだから、そういうオレが長生きしてしまうことだってあるかもしれない・・・・(ほとんど無いと思ってるけど・・・)
いずれにしても、リタイアし隠居生活をしてからは、現役世代に迷惑をかけないように質素に生きなきゃって思う。
その範囲内で楽しく過ごすことは誰にもはばかれることではない。
工夫次第では、お金使わなくてもけっこう楽しめるもんだ(^^)v