今から30年~40年前、マウンテンバイクがすごく流行った。
これまでの保守的な自転車のヒエラルキーが一気に崩壊した瞬間だった。
それらのどれでもない新たなカテゴリーとして登場したマウンテンバイク。
これまでのランドナーなどはヨーロッパ発だったが、マウンテンバイクはアメリカ発のファッションだった。
当然保守的なオレ様(笑)は、そんなデリカシーもエレガントさもない自転車なんて~とまったく興味がなかった(笑)
しばらくは自転車から離れていた時期もあったが、そのあと、マウンテンバイクというカテゴリーの自転車は一定定着し、ほとんどがフロントにサスペンションを持つ、「お前はオートバイか?」っていう代物になっていった(;^_^A
ついでにクロスバイクなる、マウンテンバイクとロードのハーフも現れ、ランドナーとスポルティーフは海の底に沈んで行ってしまったのだった(T_T)
マウンテンバイクのフロントサスペンションフォークだけでも3キロちかく重量があったりして、相変わらずまったく興味もわかなかった。
しかし、ここにきて、オールドマウンテンバイクブームが来ているのだ!
時代は繰り返す………
フィルムカメラをブラさげた女子が銀座を闊歩するように、いま昔のクロモリのリジットフォークが付いた昭和マウンテンバイクがけっこう高値で取引されている。
ARAYA Maddy Fox
MIYATA RIDGE RUNNER
この当たりが人気だ。
実はオレも、そのブームとは関係なくオールドマウンテンバイクが欲しいと探していたのだ!
でもこのブームでどこもかしこも高値になってしまっていて手が出ない。
人気がなければ、30年40年前の鉄フレームなんて1000円出せば買えたのに・・・・
今や2万3万は当たり前の状況だ。
オレの場合はしごく単純な理由だ。
フレームが丈夫で旅自転車に最高だからだ。
前後キャリアとどろよけが付けられる。
大好きな26HE規格のリム(アビオスくんといっしょ)
細かい部品は全部カスタムしてしまえばいいのだから、ぜんぜん気にしていない。
リジットフォークの昔のマウンテンバイクはとても旅にベストマッチなのだ。(サスペンションのは絶対ダメです)
もちろん26インチのランドナーも好きだけど、ランドナーはさらにさらに高値で取引されている(;^_^A
これらはもうビンテージという冠が付いていてとても手が出ない。
古くても程度がよければ20万、30万するようなのがゴロゴロ・・・・・
もしオレが高校時代に乗っていた、ブリヂストンダイヤモンドレイノルズ531モデルをすごく程度よく保存していたとしたら、おそらく20万円くらいで売れただろう。
あれはいったいどうしちゃったんだろ???
多分親に捨てられた・・・・・(;^_^A
だから、ランドナーの代わりになる安価な旅自転車はオールドマウンテンバイクしかないと思うんだけどなぁ・・・・・
人の家を見て回って、もう乗ってなさそうな汚いマウンテンバイクあったら、直接ピンポン押して交渉してみようかなぁ~、 これちょうだい?って(笑)
昔持っていたこのホンダのバイク。
ガレージに止めていたら、ピンポ~ン♪
あの~、外にあるバイク、乗ってらっしゃいます?
売ってほしいんですけど・・・・・
と男の人が・・・・・
この時点ですでに廃番だったバイクだったので、中古でしか手に入らない。
なんかわざわざ、売ってほしいなんて尋ねてきてお願いされちゃったので、売ってあげた(^^)v
(単に金欠病だったからラッキーだったのだが・・・笑)
そんな昔のことを思い出した(笑)
どっかにお宝転がってないかなぁ・・・
要らない自転車、引き取りまっせ〜〜😂