今日は一日中雨で、ブログ書くくらいしかする事がない…(笑)
もともと地方にお住まいの方からしたら、都会目線で偉そうに~とお叱りを受けるかもしれないが…(^_^;)
まだ旅は続いているが、感じたことを忘れないうちに書き残しておこう。
青森の十三湖から龍飛崎、そしてここ十和田湖。大自然の景色は本当に凄い。
こればっかりは、映画のセットのように人間がこしらえられるようなものじゃない。壮大で心が洗われるようだ。
一方、辺境の地は過疎化も進み、所々朽ち果てた空き家、もう何年も前に閉店した店なども多く散見する。実際に住んでいる人からしたら、やっぱ不便なんだろうなぁと思う。
たまに来て、呑気に自然はいいなぁ~なんてはしゃいでるヤツはお気楽者だ。
さらに強く感じたことは、田舎は物価が安くない。逆に少し高い!
ガソリンもレギュラー140円以上する所もあったし、食べ物もスーパーなどで買う分にはあまり安くない。
外食もけっこう高い。(観光地価格?)
地元の人が利用するための温泉などは、350円と安かったが、それ意外は首都圏の方が安いと感じた。
リタイアして地方でのんびり暮らしたいという人もいるが、車が必要だったり意外に出費は多いのかもしれない。
オレも以前、客商売を何10年と生業にしてきたハシクレなので、客数がいかに大切かは身に染みてわかる。
客数が多ければなんとでもなる。
客数が少なければなんともならない。
ラーメン屋でも、一日に数人しかお客が来なければ、経費削減もなにも一切意味がない。ラーメン一杯の値段を1000円にしても採算が合わないだろう。
これはいわゆるボッタクリではない。
生きるための価格設定だ。
客数が多いというのは、人の絶対数が多いということだ。東京は飲食店が非常に多い。それは人が多いからだ。
店が多いとどうなるか?
当然競争が発生する。より多くの客をつかんだ者が勝者となって金持ちになれる。つまり、やる気が出る環境なわけだ。
価格競争もサービス競争もいい意味で向上する。結果、安さで勝負する店も生まれるのだ。
そこに生活している住民に対して商売が成り立っている仕事でさえ、過疎化が進めば成り立たなくなるのに、ましてや他から流入してくる観光客を充てにした商売などは、廃れてしまうとひとたまりもないだろう。
東京一極集中は良くない!!
オレもそう思う。
しかし、言うは易く行うは難しだ。
たとえインターネットやネット通販が発達しても、病院やスーパーなどの生活基盤がないと暮らすのは厳しい。
地方再生。
人口事態がどんどん減ってる現在…
難しいテーマだ。