るんるんリタイア暮らし

58歳で35年務めた会社を退職。現在リタイア生活をエンジョイ中

一回だけ愚痴る!

こんな状況だから、面白可笑しくって思ってブログ書いてたけど、

もう我慢の限界だ!一回だけ愚痴らせてもらう。

 

日本の政治家の決断力の無さ、企画起案のズレ、判断の遅さ、もう最悪だろ。

 

これは、日本の政治家たちがいかに平和ボケしてて、本来の政治哲学や志を持っていないかという証拠だ。ぬるま湯に漬かり切っていたとしか言いようがない。

 

会社役員でも、総理大臣でも、24時間山のように処理する案件はあるだろう。

しかし量をさばくのが能力ではない。こういう時は何が今最優先なのか考え、それ以外はばっさり潔く切り捨てる判断が必要だ。

いままでもわかっていたけど、今回はつくづく情けない国だと思ってしまった。

たとえ、日本が結果としてニューヨークやイタリア、スペインのような大惨事にならなかったとしても、到底日本の政治手腕が優れてたとはぜったいに言えない。

 

世界のトップは首をかけて、さまざまなことを実行している。先進国だの発展途上国だの関係ない。彼らは自らの頭で考え、悩み、そして実行しているのだ。

何もかも、周りを見渡してからでないと行動できない。

アメリカがそうするなら・・・

 

なんで自分で決断できない?

究極の判断だ、そりゃそうとう悩むだろう。考えるだろう。怖いだろう。

でも、トップなら自分で考えて行動してほしい。あなたが責任者なんだから!

 

自慢話というより体験談として聞いてほしいが、オレは現役時代、大きな新規プロジェクトを何度も任された。新規事業だから社内に一切のノウハウはない。

Aのプロジェクトを任された部長は、メンバーを各部署からえり抜きのエリートを自ら引き抜いた。それはそれは全員各セクションの一番評価の高い人材だ。

現行部署の上司とこいつだけは今抜かれては困るなどと揉めたりもしてた。この部長は強引に引き抜いていったけど。その後その部署の協力も必要なのに・・・バカだ。

そして結果として、そのプロジェクトは大失敗した。

 

オレは、自分の片腕一人だけ指名し、あとはすべて人事部に任せた。

しかし、自慢じゃないがオレのプロジェクトは常に大成功するのだ!

Aのプロジェクトは、そのリーダーである部長が自分の好きな人間を集める。それはもっともダメなチームだ。すべてイエスマンしかいない。逆らうヤツがいないのだ。

リーダーが赤と言えば赤、黒と言えば黒、素直に従う連中だ。リーダーにとっては気持ちいいかもしれないが、それでは新規プロジェクトは進まない。

 

一方、人事に人選を任せると、各部署はここぞと一番困ったちゃんを送り出してくる。

つまり、その部署の上司にとって一番やっかいな奴をはじくのだ。一番いい人材を出すよ~なんて口で言ってるが、本当は一番煙たい自分がマネージメントしにくい人間を出すのだ。出される方も自分でわかっている。新規プロジェクトに抜擢だ!なんていうけど本当はちっとも評価されてではなく、上司に追い出されたことを。

集まった最初はアパッチ野球軍だ(笑) ふてくされた不良社員の集まりだ。

しかし、そういう人間が実は一番の人材だ。なぜなら、言うことを聞かないのには理由があるのだ。頭が切れるから会社の方針がいかにズレているか見通してしまうので、てんでやる気がでないのだ。しかもイエスマンじゃないから、上司も扱いにくい。

しかし、こういう連中がこの仕事は面白いと本気でやる気になったら、とてつもなく強いよ。もう走り出したら止まらない。あっという間にプロジェクトを成功へもっていってしまう。ちなみにこの時のオレ、つまりプロジェクトの責任者は何をするか?

答えは何もしないだ。言い方変えれば、邪魔しないということだ。

イエスマンほど使えないやつはいない。上司は気持ちいいけどね。

今の政治体制は、きっと周りは使えないイエスマンだらけなんだろう。

それではダメだ。

飼いならされて言うことを聞くのがうまいだけのヤツではまともな仕事はできない。

歯車のように整然と流れる平和な時代の仕事ならそれでいいだろう。しかし未知な状況に対面したとき、そういうタイプはまったく役に立たない。

そう、日本は小学校から大学そして会社に入っても、いい子に調教して飼いならす教育しかしていないんだ。もっと自分で考え自分で決める教育をしないと。

イエスマンはダメだといっても、それとあの野党のノーマンたちはぜんぜん意味が違う。あれは百害あって一利なしのダメ集団だ。

与党が出してきた法案に文句をいったり、桜だなんだのとゴシックでもなんでも、大切な時間をくだらないことで伸ばすだけのみっともない集団だ。

野党なら与党がだまってしまうような、国民が納得する提案をしなさい。

相手をなじってくだらない論議をするのが政治だったら、あなたたちはいらない。

 

ほんと言いたいことはまだまだ山のようにあるけど、ある意味日本が変わらなければならないターニングポイントにいるのかもしれない。

それだったら、いったんぶっ壊れた方がいいのかもしれない。

そんな気にもなってしまう。

すでに社会から離脱したリタイヤ者が、こんなブログでボヤいていること自体、なんの意味もなさないが、かなりがっかりしてしまい、思わず愚痴ってしまった。

ただの独り言だと思ってください。