リタイアした後は、会社に行かない。仕事をしない。
というか、強制的にさせられることはあまりない。
朝も決まった時間に必ず起きる必要はない。
腹が減ったら飯を作って食えばいいし、出かけたくなければ出かけなくてもいい。
また逆に、出たければいつでも自由に出かけられる。
なんともはや、ダメ人間になっていく典型的なパターンだとお思いでしょうが、意外とそうでもない(笑)
次から次へとやりたい事が現れ、それを夢中でやっているうちに、あっという間に時は過ぎる。もちろん、すべてマイペースでできるのがいい。
オレは旅が好きなので、一年の3分の1はどこか旅に出かけている。
4か月費やして家のフルリフォームをDIYしたのもいい経験だ。
今は目下、家のガラクタ整理とメルカリなどでの現金化に夢中だ(笑)
毎日商品を発送しに郵便局に行ったり、100均で資材を買ったりと忙しい(笑)
さぞ浪費しているように感じるかもしれないが、しっかりコストコントロールはしている。旅しても日本で生活していても、消費額はほとんど一緒だ。
オレにとっての旅は、違う世界を知ることであって、贅沢することではない。
34年間サラリーマンをしていた時は、昼間の街の風景など知らなかった。
昼下がりの郵便局、午後のショッピングモールの雰囲気、家の近所の様子など、リタイアした後に見える風景はとても新鮮だ。
よくよく考えてみたら、専業主婦のような感じだよね。
スーパーに買い物に行ったり、宅急便を出しに行ったり、午後ショッピングモールに行ったり・・・
働いていないのに、けっこうそれなりに忙しい(笑)
リタイアしてちょうど2年が過ぎた。
オレの興味の源はまだ枯渇していない。まだまだやりたい事はあふれ出てくる。
しかし石油の埋蔵量のように、いつか枯渇してしまうのだろうか?
今は長年サラリーマン生活で溜まりに溜まってた「やりたい事」が、噴き出しているだけなのだろうか? この先いわゆる「ネタ切れ」になるのだろうか?
仕事をしてないとダメ人間になっていく・・・そうとも限らないと思う。
仕事していようとしていまいと、活き活きと生きている人とそうでない人がいる。
とりあえず2年は石油は出続けた(笑)
埋蔵量が尽きて、石油が枯渇した時・・・・・
それが死期なのかもしれない。