以前ブログ記事でも書いたが、オレは前に有名ではない街に行ってみたいと、バンコクから列車に乗り、ナコーンサワンとピチットに行った経験がある。
それらはすべて急行列車も止まる駅があるので、まあまあの街じゃないかと想像してた。ナコーンサワンはそれなりの街だったが、ピチットは宿を探すのも大変な小さな街だった。
今回は特段行きたい街とかではないが、ピチットのちょっと先にある、ピサヌロークという比較的大き目な街があるのでそこにバスで行ってみようと思った。
そもそもバンコクでウダウダするだけの予定だったが、ヨーロッパの旅で移動することが癖になってしまったようだ(^^;)
まずはモーチットマイという大きなバスターミナルに向かう。BTSのモーチット駅から、タクシーなどで行ってもいいのだが、相変わらずケチなので路線バスで行く。
タクシーが50バーツくらいでバスが10バーツだった(笑)100円ちょっとしか節約にならないが・・・(笑)
ヨーロッパと比べるとボロくてよく揺れるバスで約6時間。今どき珍しいしっかりした制服を着た女性乗務員が一名乗車し、お弁当、水、お菓子などを配ってくれる。なんとなく飛行機のサービスを模倣しているみたいだ。ピサヌロークまで330バーツ。
ピサヌロークのターミナル2という少し中心部から離れたバスターミナルに到着した。
うーーーん。何もない。
タイはバンコク以外は地下鉄や電車などはなく、徒歩ではどこにも行けないのでバスやソンテウなどを利用するかレンタルバイクなどを使うかしか手はない。
当然レンタルバイクの方が行動範囲は広がる。田舎は足があるかないかはとても重要だ。
ほんとうに何もない。。。
とても静かで平和でのんびりした街。中心部へ行けばそれなりに騒がしいが、田舎ではあまり中心部には興味がない。騒がしいのが好きならバンコクにいればいい。
こんな田舎街のヘアサロンでkawaiiって!!ちょっと嬉しくなってしまった(笑)
夜店で売っていた虫たち。手前の黒いのはゴキブリそっくり(^^;) まだ芋虫の幼虫みたいな方が食べられそうだ(^^;) 今回は勇気がなくパス(笑)
ほんと何もないが、実は現代社会、ネットと車やバイクがあればそれほど困らない。
スーパーや病院があって、家にネットがあれば日本とそう変わらない暮らしができる。
時が止まったような街。普通の日本人なら退屈で死にそうになるかもしれないこのゆったりとした空間。もしかしたら病的なのは日本人の方かもしれない。
一度、こういう街に住んでみて、病的な日本社会から心をリセットしてみるのもいいかもしれない。ちょっとそんな風に思ってしまった。
月3万円もあれば十分暮らせるらしい。どう?あなたもいかがですか?(笑)