るんるんリタイア暮らし

58歳で35年務めた会社を退職。現在リタイア生活をエンジョイ中

アウシュビッツ見学 その他

一人旅だからか、オレの性格だからかわからないが、毎日街を徘徊しながら教会を覗いたり、綺麗な街並みの写真を撮ったりウロウロ散策はするが、まともな観光ってあまりしてこなかった。

ここクラクフでは、約一か月前ブルガリアソフィアで偶然同じホステルで出会った女子大生のMさんとまたクラクフで再会し、その時はぜひ一緒にアウシュビッツに行こうと話をしていた。ソフィアの後はお互いに別々の国に行ったのだが、ちょうどポーランドクラクフに同じ時期に訪問が重なる日程だった。

一人旅は自由だ。誰にも束縛されず、居たければ滞在を伸ばせばいいし、逆に予定より早く去るのも自由。Aに行くのをやめてBに行ってもかまわない。

しかし時には話し相手がいるのもやっぱいいな~♪ 

久しぶりに日本語いっぱい話せた~(笑)

というわけで、クラクフではMさんのおかげで久しぶりにまともな観光をすることができた!ありがとね~。旅はいろいろな出会いがあっておもしろい。

(1)世界遺産 ヴィエリチカ岩塩抗

ユネスコ世界遺産第一号なんだと!知らなかった(^^;)

塩の採掘の洞窟は地下300メートル下に採掘場の跡地や礼拝堂もある。ここはツアー参加でないと見学ができない。残念ながら日本語ツアーはないので英語のツアーに参加した。Mさんは英語がめちゃくちゃ堪能な人なので丁寧に通訳してくれた。いつもありがとう~♪(笑)

ほとんどドミトリーに泊まっているが、国籍がどこの国であろうとコミュニケーションはすべて英語だ。中国だろうが日本だろうがドイツだろうがフランスだろうが、結局英語が共通言語となる。オレももう少し英語が話せたらこの旅がもっと有意義になったのになぁ~。

帰ったら勉強しよ~(と今は思っているが・・・汗)

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クラクフ駅前から304番のバスで約40分。アクセスは簡単で行きやすい。地下は寒いので夏でも羽織るものを持っていくべし~♪

そうそうルーマニアでもモニカとお友達たちに連れられて塩の洞窟にいったけど、同じ塩の洞窟でも全然違ったな~(笑) その違いもあって面白かった。

(2)アウシュビッツ強制収容所

これほど負の遺産として有名克残酷な歴史施設はあるだろうか・・

ここは日本人ガイドの中谷さんという方にツアー予約すると丁寧に3時間くらいかけ施設内を案内してくれます。(アウシュビッツ 中谷 で検索すると沢山ヒットします)

人間が同じ人間をここまで非情に殺りくできるものなのかと思うが、事実を事実として捉え、では何故こうなっていったのか?を深く理解することが大切なんだと思った。しかしそう簡単ではない。人間を理解することはほんとに難しい。

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人間は楽しいことばかりあった方が気持ちいいが、時には真面目に考えることもしなければいけない。アウシュビッツは楽しい観光名所ではないが、一生に一度くらい近くに来たら見学して、いろいろ考えることもいいと思う。

アウシュビッツも直接行けるバスがクラクフ駅前バスターミナルから出ているので、アクセスは難しくない。中谷さんのツアーに予約しないと、チケットを買うのも長蛇の列に並ばなければならないかもしれないので、ツアー参加がお勧めだ。

(3)シンドラー工場とゲットーの壁

翌日、歩いても行ける距離にシンドラー琺瑯工場があるので見学にいった。ラッキーなことに月曜は無料開放とのことでタダで見学できた。シンドラーのリストという映画を見た人もいるかと思うが、多くのユダヤ人を工場労働者として雇い(実際は名簿だけですべての人が労働者ではなかった)多くの命を救ったシンドラーの工場跡だ。

残念ながらここも自分の語学力の無さから、展示物のすべてが理解できたかと言われればNoであるが、命を救おうとする人間もいたことが人間としての救いだ。

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シンドラーの工場から近くにゲットーの壁が一部残っているとのことでそこも見学しながら宿に戻った。

ゲットーとは、ナチスドイツがユダヤ人をすべて塀で囲まれた内側に強制的に詰め込んで住まわせた居住地区のことである。

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ダラダラ、ぶらぶらと不埒な旅をしてきたが、Mさんのおかげでここクラクフではまともな観光をすることができた。またこの後はそれぞれ別々の場所へ旅するわけだが、またどこかでお会いできたら会いましょう~♪