旅で出会った旅人たちとの会話で、次はどこいくの?という話題に対して、ポーランドのクラクフに行くと答えると、クラクフはいい街だよ~って皆が言うので、すごく期待していた。そしてやっとポーランドクラクフに到着した~♪
そもそも国境を越えて2泊したプシェミシルも相当レベルが高かったけど、ここクラクフもすごく古き良きヨーロッパ感が押し出されていて、しかもその完成度が高い。
昨日バスで駅のターミナルに到着するまで街の様子を眺めていたが、ハイセンスなオフィスビルや普通のビル群も沢山立っていて、ごく普通の現代の都市だった。
しかしこの旧市街地は、パリの旧市街地と同様に、徹底的にその雰囲気を壊さないように景観を維持されている。例えば旧市街地の中にある建物の高さも色、またお店なども、そのイメージを崩さない暗黙のルールがあるような気がする。この旧市街は十分徒歩で回れる大きさで、散歩程度で見て回ることができる。
中央の広場はいつも観光客でごった返している。さすがポーランドのNo1観光都市だ。もちろん、クラクフが持つ歴史的な建造物の価値があってこそ、それが成り立つのだが、もしこの景観にいきなり日本のオレンジ色の牛丼屋があったら、ガックリすることこの上ないだろう(笑)
こういう街は、色鮮やかな生花で飾られたオープンカフェこそ似合うのだ。
そういう意味ではクラクフもパリもディズニーランド感が高い!
右を見ても左を見ても、上を向いてもそこには古き良きヨーロッパが目に飛び込んでくる。ずっと東欧を旅してきたけど、この統一感、綺麗さはブルガリアのソフィアと双璧を成す。あとリヴィウやブダペストのさらなる古びた感もすばらしい!
もし、初めて東欧を訪れる人で、オレのように古き良きヨーロッパのイメージに期待しているのであれば、ソフィアやリヴィウ、ブダペストそしてクラクフなどは期待に応えてくれるだろう。(チェコのプラハの評判もすごくいいので楽しみだ)
また道路の状態などのインフラも、これまでの東欧諸国よりメンテナンスが出来てる感じがする。もちろん治安も良好だ。東欧だけどちょっと西欧寄りって感じ。
しかしやっぱりその分物価は少し高い。高いと言っても日本に比べてずいぶん安いとは思うが、ウクライナやブルガリアは圧倒的に物価が安かったのでそう感じる(^^;)
一度安い物価を知ってしまうと、ちょっとだけでも高いとケチなおじさんは不満を感じるのだ~(笑)
それでもこの景観。やっぱり訪れる価値は大いにあると思う。