家を出て22時間後、予約したパリのドミトリーに到着した。
今までアメリカなども直行便だったので10時間ちょっとの我慢で済んでいたが、アエロフロート、モスクワ経由のパリ行き・・もうホステルに着いたときはヘロヘロだった。
歳です歳。ぜったい歳のせいだ(^^;) まあとにかく無事に着けたし、アエロフロートもちょっとビビってたけど、CAさんもきれいだったからすべてを許そう~~(笑)
こんな濃いオレンジ色の制服がなんで白人は似合うの?やっぱ洋服は西洋のものだ。
これまで安心の同じアジア人の国から、とうとう白人社会の国に侵入してしまった。
到着したパリは、夜の10時を過ぎているのにまだ明るく、そしてベトナムのように暑かった。マジでベトナムと同じくらい暑い!!
とにかくヘトヘトで、宿に着いたのが夜の11時を回っていたので速攻でシャワーだけ浴びて爆睡してしまった。帰りもこの苦労をするのかと思うとまじ凹む・・・
朝になりました~~~♪ 朝食の時間です。
朝食付きと言っても、パンとコーヒーだけだけど、さすがフランス、フランスパンはマジ旨い!こういう旨いパンなら毎日でもOKだ。
そしてフランスはあまり長居をしない予定なので、今日は一日で主要な観光をすべて済ましてしまおう~と9時くらいから行動した。
とても残念なのは、レンタル自転車でパリを回るつもりで計画していたのに、うまく登録ができず、急遽バスと地下鉄を駆使した観光巡りに変更したことだ。切符の買い方も自販機が一つしかなく後ろにも並んでいる中でいろいろ英語で購入するのは、結構難易度高かった。後ろに並ばれると焦っちゃうしね・・(^^;)
オレは2日間電車もバスも乗り放題のパスを購入した。元を取れるかどうかわからないけど、電車やバスに乗るのがめんどくさくなくなるからなかなか便利だ。
まあおかげで地下鉄やバスの乗り方はかなりマスターしたので、それはそれで良かったということにしておこう。
エッフェル塔、凱旋門、オペラ・ガルニエ(中には入らなかった)コンシェルジェリー(マリーアントワネットが投獄されたところ)、サント・シャペル(ステンドグラスが有名な教会)、ルーブル美術館と、パリ市内の有名所はすべて一日で回ってしまった(^^;)
東京で言うと浅草行って東京タワー行って渋谷行って新宿行ってみたいな感じ。こういう観光地巡りは基本的に好きではないけど、パリに行って何も見てないのもねぇ~(^^;)
もう次はパリは無いだろうな・・だから一応見るものは見ておいた。
パリが嫌い?っていう訳じゃない。やっぱり噂どおりオシャレだ。世界で一番オシャレなんじゃないかって思う。(世界を語るほど世界を見てないけど・・笑)
建物も5階から6階くらいのアパートのようなコンクリートのヨーロピアンな建物がとても街のバランスと調和して美しい。
建物はシックなヨーロピアン調だがドアなどワンポイントカラーの使い方がとても上品でおしゃれ。
パリっ子は外で日に当たって食事するのが好きみたいだ。勝手に歩道に椅子や机を出しちゃって・・・ってベトナムやタイと同じだが、何か違うぞ(笑)
ちなみにこれは今回お世話になっているドミトリー、なかなかおしゃれだし、治安がいい場所にあるので安心して過ごせる。
歩道が広いから許されるのかもしれないが、車道側に何気なく小さな花屋なんて、やっぱり花の都パリかい~(笑)
セーヌ川っていったて単なる川なんだけど、されどセーヌ川。オシャレな感じしちゃうんだよね・・川なのに・・・(笑)
こういう窓辺にバラなどの花がある風景が沢山あった。ほんとイカシてる~!!
まあ、オレのようなセンスのない日本のおじさんでも、パリのCOOLなところはやはり感じることができる。ロシア人のCAもそうだがやっぱり白人だから様になるのだろうか?そんな気がしてならない。今パリでは電動キックボードが大流行で、颯爽とスカートをなびかせながら走っているマドモアゼルもとてもかっこいい。
しかしこれだけ賛美しながらも不満もある。とにかく物価が高すぎ。もうこの後二度と言わないけど、もう今回の旅はある程度開き直って出費もやむなしと思うしかない。
ベトナムの1000~2000%って感じだ。日本の倍くらいか。ちょっとランチすれば2300円(飲み物は水だ)倹約しようとスーパーで不味そうなピザとジュースとカットフルーツなどを買ってきても1500円くらいになる。
まあフランスよりスイスなどもっと物価が高い国もあるけど、オレのようなボンビーバックパッカーにはなかなか手が出ない都市だ。
あとバスも地下鉄もエアコンがなく暑くてしょうがない。なんでだろう?扇子でパタパタしているマドモアゼルが沢山いた。
日曜にはパリともさよならなので、残された日にち精一杯楽しもうと思う。