老後は年金だけじゃ足りないとか、だから死ぬまで現役で働くとか、いろいろ活発な議論がされている今日この頃ですが・・・
そんなご時世の中、57歳で会社を辞め早々リタイアしたオレのような人間は、非国民?・・・(;^_^A
別に犯罪を犯しているわけじゃないけど、なんだか時代に逆らってるような感じだ(笑)
街角インタビューなどでマイクを向けられたサラリーマン。
「そうですね~やっぱり元気なうちはずっと働いていたいですね~」
そんな回答がほとんどだ。(それともそういう回答ばっかり使っているのか?)
本当に働いていたいの?ずーと?
ああ、明日もまた会社だ・・・って憂鬱になったりしない?
今日もあの嫌な上司がいる職場に行くのはほんと嫌だ・・なんて思わない?
元気なうちはずっと働いていたいというのはいいことだと思う。特に政治家は両手を挙げて喜ぶだろう。死ぬまで税金納めてねって。
オレだってこの先まったく労働したくないという訳ではない。やりたいことがあればまた働くことだってあるだろうし、この先絶対働かないと誓ったつもりはない。
でもこれからの人生は、バランスを一番優先にしたかった。
普通は週休2日くらいで働くのが一般的な働き方だ。5日働いて2日休む。これはそれなりにバランスがいい。まあさらに歳とったら4労働3休みとか3労働4休みとか、休みの比率を上げていけたら理想だけど、なかなかそういう会社は少ないだろう。
さらにオレがもっとも重視したのは長期休暇。1か月も休んだら実質クビでしょ(笑)
もちろん長期休暇は無給が当然だけど、そんな会社だったら辞めてないかも。
てなわけで、早々にリタイアしたオレ。会社を辞めて早1年半が過ぎた。
オレはもう1年半も無職してるんだ~(;^_^A
あらためて振り返ってみると、正直かなり充実した1年半だった。
退職してすぐ3か月の東南アジアの旅に出かけた。自由に3か月海外をフラフラ旅するなんて長年の夢だったな~♪。あとは自転車で旅したり、タイやベトナムへまた行ったり・・旅ざんまい♪
旅はいい。生きた世界の勉強だ。いろいろな異なる考え方に驚き、戸惑い、そして理解する・・いくつになっても様々な新たなことを学ぶことは楽しいことだ。海外に新たな友達ができるのも楽しい。
古家を購入して4か月もDIYでリフォームしたのもいい経験だった。出来上がってみると自分でやった満足感もあるし、しかもコストも格安で一石二鳥だ。
いろいろなことをしていたら、あっという間に1年半が経ってしまった。
もちろん、何もしない日々もある。朝も決まった時間に起きる必要もない。したいときにしたいことをする、今まで経験したことのない100%自由な毎日だ。
オレは金持ちではないから、高級外車を購入したり、ブランドものを身に着けたり、リッチな旅をしたりはできない。外食もあまり行かない。酒もたばこもしない。
お金は湯水の様に使えないが、何より自由な時間を自分の思い通りに使って、やりたいことをするというのがオレの第二の人生の生き方だ。
人生はほんと短い。死ぬまで充実した人生でありたい!!