2日目の宿はフリーWi-Fiはあるにはあるのだが、弱すぎて使えず、お陰でたくさん寝ることができた(笑)
たまには断ネットもいいww
待ちに待った朝飯~♪
夕食も朝飯も部屋食だ。
美味しゅうございました~(^-^)v
食事もそうだが、この民宿にいると昭和に戻ったような錯覚をおこす。
演出ではこの空気は作れない。
本当に昭和のままなのだ。
実際に昭和を生きた者にはこの空気がとても懐かしく感じる。
いい意味で癒され疲れが取れた。
ゆっくり朝風呂も頂き、道の駅保田小学校に向かう。
5年前リタイアし、3ヶ月東南アジアを放浪し帰国したあと、今度は千葉県一周し、フェリーで三浦半島に渡り伊豆下田まで自転車旅をした。
その2日目、今回とまったく同じように九十九里から鴨川へ行き、その後内房側に横断した。
言葉もでないほど疲労困憊し、ボロ切れのようになって到着したのが、この道の駅保田小学校だったのだ。
翌日、階段の登り降りも出来ないほどの筋肉痛で、ここに連泊した苦い経験がある。
ずっと考えていた。
なぜ5年半前は、同じ道を走ったのにあんなに疲労困憊してしまったのだろうって。
体力は5年前の方が今よりあったと思う。
しかも今は当時よりさらにデブになった😅
もちろん今回だって足はかなりキツい。疲れている。でもあの時ほどじゃない。
まだ走れるし~(^-^)v
この差はな~に?
自転車の差?
確かにチューブラーは軽くて楽だ。自転車自体もDefyくんの方がアビオスくんより性能は上だろう。
荷物も当時は重いキャンピング道具積んでいたし、今回は軽い荷物だけだ。
そう書くとその違いか~と納得しそうだが、自分的にはどうも納得いかない!
2年前の夏、前後4個のサイドバック付けて、フルキャンピングスタイルで、いろは坂登って湯元キャンプ場に泊まって、1800mの金精トンネルにも登ったアビオスくんは、見た目と違ってかなり優秀なバイク。
今回もしアビオスくんで旅したとしても、あの5年前の悲惨な状態になるとは思えないのだ。
自分としては「経験差」じゃないかと思う。
外房の国道128号線は自転車乗りにとって本当にイライラする道だ。
直線的な長~いダラダラ坂が多い。
もちろんいろは坂の方が坂としてはキツいはずなのだが、感覚的にこのような外房の道の方が精神的に参る。
終わりが見えないからだ。
いろは坂のような坂や一般的な峠は、はっきりとした目標に向かって走れる。
だから頑張れる。
いつまでもダラダラと坂が繰り返し現れる道は、心か折れて次第に参っていくのだ。
自分は一回走っているので、その状況を理解していたし冷静に対応できたけど、前回は違った。
あと、前回は宿もなく、テントが立てられそうな場所を探して闇雲に走っていた。
同じ距離でも相当無理して走ったのだろう。
経験って大切なんだね(^-^)v
体力の衰えや色々な事を経験でカバーできるのだ。
案外歳取ることは悪いことじゃないんだ!
さて、今日はどこに寄り道しようか♪
のんびり寄り道しながら家路に向かって走ろう。
道の駅保田小学校は、廃校になってしまった小学校を道の駅にして、実際の教室に宿泊できるユニークな道の駅です。
さあ~♪今日も頑張ろう~(^-^)v