るんるんリタイア暮らし

58歳で35年務めた会社を退職。現在リタイア生活をエンジョイ中

リタイア後の生きる力

①したい事がある

 

どんな小さな事でも、したい事がある人は元気です。

今日これからしたい事、なにか欲しい物を買い物に行くとか、どんな小さな事でも、自らしたくて行動することはすべて元気の源です。

将来したい事、来年は絶対これがしたい!などの未来にしたい事がある人も同じ。

先に夢や目標がある人ははつらつと生きています。

現在の困難も、その先の楽しい事を想い乗り越える事ができます。

したい事があることは人間にとって最強の生きる力です。

したい事は何も行動だけではなく、興味を持っている事があるのも同じ。

興味があることについて調べたり勉強したりする事は、とても楽しい事ですから。

 

 

 

②しなければならない事がある

 

たとえそれが嫌な事であっても、しなければならないと感じているのであれば、それは生きるために頑張ってる姿です。

めんどくさい!したくない!

嫌でしょうがなくても、それでもしないとならないって思う気持ちはとても大切な事なのです。

学校に行きたくない!

会社に行きたくない!

でも行かないと…

この最後の葛藤がとても重要な部分なんです。

時には今日はサボっちゃお〜って、不真面目な部分はあった方がいいです。実は大切な事なんです。

自動車のハンドルに遊びがないと危険なのと同じで、少しゆるいところって実は必要なのです。

しかし、その前に嫌だ~と葛藤している心があって、遊びが活きてくるのです。

 

③死ぬのが怖い

 

生きる力というのは、逆に言えば死ぬのが怖いと言うことでもあります。

痛いとか、苦しいことは嫌だ。死ぬのは怖い!

それは生きる力でもあります。

生きたい…ではなく、死ぬのが怖い。

余命わずかなど不治の病になってしまった人などを除いて、ふつうの人間は、生きたいなんて日頃から思って生きていません。ただ死ぬのが嫌なだけ。

 

愛する人がいる

 

愛されている…ではなく、自らが大切に思う人がいることは生きる力になります。

もちろん手が届かない妄想の世界ではなく、現実に近くにいることです。

なにも人でなくても、大好きなペットでも同じです。

 

 

これらのことはすべて自然でなければなりません。

無理やり考えたりすることじゃない。

 

なんかやりたいことないか~と頭抱えて悩むことじゃない。自然に現れないと… だって自分がしたい事なんだから。

 

人間生きていれば、時には暗礁に乗り上げてしまったり、バランスが崩れたりしてしまう時もあります。

 

ふつうは自らの治癒力で修正できるものですが、ヤバそうなら躊躇なく誰かを頼りましょう。

 

今、毎日辛い思いをして働いている人は、リタイアしたらさぞかし楽しい暮らしが待ってると思うかもしれないけど…

 

①やりたいこと…がない(^_^;)

②やらなければならないこと…飯食ってトイレ行く以外ない

③とりあえず死ぬのは怖い!

愛する人…いない(T_T)

 

こんな感じになっちゃう人も一定数いるのが現状なのだと…(^_^;)

 

もちろんそれだけではないと思うけど、オレが思うに若い頃から多少不真面目さがあった方がいいんじゃないかとこの歳になって思います。

 

特に会社以外何もないような人生はヤバいよ!

ある程度の歳になると一定の役職にもなり、チヤホヤされたり責任があったりで、飯食って寝る以外仕事ばっかりの生活になっちゃう。ある意味充実感もやりがい感もあるしね。でもその環境は必ず無くなります。近いうちに・・・

 

舌を出して、バレない程度に上手にサボったり、時には手を抜いたりするズルさは、いずれリタイアし、まったく強制されない超自由な生活になった時に実は活きてきます(笑)

 

帆先を南に向けてオールを漕げというミッションを会社から与えられ、大勢の仲間とみんなで一生懸命力を合わせて漕いでいる時は充実してるでしょう。

しかし、次は一人乗りの小さなボートに自分だけ乗って、誰からもどこに漕げと言われません。

漕ぎたくなければ漕がなくても問題ありません。

 

そんな環境になってはじめて、生きる事が自分次第になります。

リタイア後は自由に楽しくオールを漕ぎたいですね。

 

やりたいことがあっても、まったくできない経済状況だと辛いですけど、多少貧乏でもやりたいことができる環境なら案外HAPPYなものです(^^)v