早いもので、57歳の秋に34年間勤めた会社を早期退職して丸4年が経った。
4年も経ったのか・・・・
あっという間だなぁ……
一般的な人様より早く無職になる不安…
社会的肩書を失うとどうなるの…
長年勤めた会社を辞める時、漠然とした不安が無かったと言えば嘘になる。
改めて振り返ってみる。
過去のスケジュール帳には2017年10月4日 最終出勤日と書いてある。
その次の日から今日に至るまでの4年間、無職生活が続いている・・・
過去のスケジュール帳をざっと目を通してみた。
カレンダーには退職後も色々とスケジュールが書かれている。
まあ市役所行くとかガス会社に電話とか、大した事は書いてないんだけどね(笑)
何せ引っ越しだの、各種住所変更や印鑑証明だのもろもろの雑務がたくさんあったようだ。
引っ越しの荷物もほどかないまま、すぐに念願の東南アジア3か月の長期旅に出かけた。
帰国してからはハローワークだの働いてないくせにやる事がたくさんあって、暇って感じではなかった。特に会社を辞めて一年目はそれに伴うやる事が色々あるものだ。
賃貸アパートにはwifiは引かなかったので近くの図書館にパソコン持って出かけるのが日課だったっけ(笑)
約1年賃貸の安アパートに住んでいたのだが、翌年の夏に現在住んでいる中古戸建を購入。その間には房総バイク旅、伊豆自転車旅、タイ&ベトナム旅、さらにもう一回タイ旅と、まあ旅三昧の日々を送っていたようだ(^^;)
中古戸建を購入してからは、約4か月孤独なDIYリフォームに孤軍奮闘の日々が続く。
そして2018年12月寒い中、やっとDIYによるフルリフォームが完成し引っ越ししたのだった。
2019年は一年のちょうど半分海外にいた。
タイやベトナムなど東南アジアに3か月、そして一大イベント東ヨーロッパ3か月の旅。
ほんとよくまあ飽きずに旅ばかりしていたもんだ。てか旅はぜんぜん飽きない。
日本で季節の旬を楽しむのと、海外をほっつき歩くのは、いいバランスでメリハリがあってとてもいいのだ。毎年このパターンにしようと思っていたのだが………
2020年も旅三昧だ~と張り切って、2月末に出かけたタイベトナムの旅がコロナでめちゃくちゃになり、予約していたフライトがすべて航空会社によるキャンセルとなり、ベトナムにも行けず、なんとか他のルートのチケットを高額で購入し4月頭になんとか帰国したのだった。オーバーステイちょい手前だった(^_^;)
当然それが現在に至るまでの最後の海外旅となっている。
その後はご存じのようにコロナ禍で行動は大きく制限されてしまった。
それでも2020年の夏にはテント持ってバイクで東北旅に行ったり、2021年に入ってからも、車で寝泊まりしながら三重にベトナムの友だちを尋ねに行って京都旅行したり、日光自転車旅やつい先日は房総半島一周自転車旅をしたり、チマチマと国内旅などしている。
この緊急事態宣言の中不謹慎だと叱られそうだが、オレ的には日常とほとんど変わらないと思うんだけどね。
スーパーやコンビニ行って誰もいない場所のテントの中に一人いるだけだからねぇ~(笑)
日常の暮らしでは、いい喫茶店を発見したり古本買って読書をしたりと、新な趣味も見つけて楽しんでいる。
ざっとリタイア後の4年間を振り返ってみたが、自分で言うのもなんだけど、かなり充実した4年間だったと思う。
会社で働ていたら毎日仕事に追われてあっという間に4年なんて過ぎてしまうのだろうけど、これまで経験できなかった色々な経験もたくさんすることができた。
自分なりに振り返ってみたが、よく考えてみたらこのブログ自体がオレのリタイア後のすべてなんだ。
まあいろいろなことをしてきたものだ。
正直言ってまったく飽きてない。
自分がしたいことを一生懸命しているだけだけど、次から次へと興味が湧いてきて、やりたいことが尽きることはない。
一番感謝したいことは健康であったことだ。
ひどい腰痛持ちであったりと完璧ではないにせよ、いろいろなことに挑戦できたことは何げに健康であったからこそできたことだ。本当に感謝しなければいけない。
心配だったお金も、当初の計画通りほぼ月10万くらいで生活できている。
10万円の年金があれば自分が描く楽しい暮らしが送れるという自信もでき不安も無くなった。
とまあ、結論はリタイアしたことにとても満足しているし、不満も今のところまったくない。
嫌なストレスもないし、会社勤めの時より健康的な生活になっている。
しかし心配性のオレのこと。
ここまでの4年順調だったからといって、この先何も問題がないのかどうかはわからない不安はある。
しかしこの先はもうアーリーリタイアではなくなる。
ほぼ大勢の方々も会社を退職されてリタイアする年代に近づいていくのだ。
早期退職の問題ではなく、まさに老後の過ごし方そのものになるんだって思う。
一つ言えることは、やりたいことがあれば老後になっても退屈する人生にはならないだろうと思う。
だからいつまでも興味を失わず、いろいろなことに関心を持てればこの先もきっとワクワクした人生が送れるに違いない。