ヴェリコ・タルノヴォ・・本当に覚えられない地名だ・・(^^;)
そもそもブルガリアという国の名前は日本人なら誰でも知っていると思うが、どこにあるのか?どんな国か?って言われると詳しいことはあまり知らない。ブルガリアヨーグルトくらいしか連想できないが、これは明治乳業がCMで有名にしただけでブルガリア=ヨーグルトっていうのも、日本=寿司みたいなもんでちょっとおかしな認識だ。
オレも単に首都のソフィアに4泊とここヴェリコ・タルノヴォに7泊するだけなので詳しいことはわからないが、一言で印象を言うならばとても美しいヨーロッパの国だって思う。以前は社会主義のソビエト連邦に支配されていたが、30年前に民主化し現在はEUに参加している。一般的にブルガリアは東洋と西洋がミックスされた文化を持つといわれるが、ヨーロッパ初めてのオレからすれば、ここも完全に西洋文化が満載された西洋の国だって感じる。少なくても東洋の各国とは一線を画す街並みだ。
前置きが長くなってしまったが、今回はこのあまり日本では知られていないヴェリコ・タルノヴォという小さなかわいい街について紹介したい。
ヤントラ川がくねくねと蛇行している深い渓谷に一本の橋が渡り、その中央に高く聳え立つアッセン王モニュメント。それを見下ろすように周りの傾斜地に街が広がる。
とにかく坂が多く、旧市街にはなかなか風情のある石畳の小道が、ヨーロッパの片田舎という雰囲気を醸し出している。
そしてこの街はとても猫が多い。石畳に徘徊する猫たちがヨーロッパの風景によく馴染んで、絵になる風景に一役かっている。名わき役ってところか!
圧巻なのはツァレヴェッツ要塞という中世は宮殿だった城跡で、今は山頂に教会が建てられている。ちょっとした山登りだが、360度パノラマの市街地を見下ろす景色がすばらしい。広大な宮殿を囲む城壁もダイナミックで、これこそ日本ではぜったい見れない風景だ。
ヨーロッパはどこも教会がとても多く、古い由緒ある教会はほとんどが観光名所になっている。まるで四国のお遍路さんのように毎日教会をはしごして歩くのが日課だ(笑)
正直あまり教会には興味はないのだが、教会を目指してお遍路をしていると沢山街を歩くので逆に街の様子がよく見えるのだ。ここヴェリコ・タルノヴォも街はとてもかわいい、いかすヨーロッパの街だ。
ほらね!!いい街でしょ~~♪ 治安もいいし、物価も安いし、長期滞在したら心も身体もリフレッシュできる街だね。