昨日は日曜日。ヨーロッパは日曜日は休息日でバスの本数もかなり少なくなるし、小さなお店はみな休みになる。オレも長旅なので、日曜日は公園のベンチで鳩に餌でもあげながらゆっくり休息することにした。
オレは普段酒は飲まない。会社員時代は飲み会で多少付き合い程度には飲むが、家では一切晩酌とかしない。つまり酒がなくても生きていける人。でも飲めないんです~って言うと、大抵「うそーーー!!」というリアクションが返ってくる(^^;)
酒大好きそうな顔?こう見えても(見えないか・・笑)、飲まない人なのだ(笑)
しかし、ハンガリーのブダペスト辺りから、よくビールを買うようになった。ここブルガリアでは小さなコーラが80円するのに、500mlのビールが46円とかなんだもん。喉が渇いて何か飲み物を飲もうと思うと、つい安いビールを買ってしまう。おかげてちょっとはビールが飲めるようになってきたかも~(笑)
で、今日は月曜日。昨日ゆっくり休んだから今日はちょっと遠出してみよう。
ヴェリコ・タルノヴォを出て隣村まで行ってみよう。4㎞くらい離れたところにアルバナシという小さな村がある。そこには歴史的にも貴重な中世の教会があって、そこのフレスコ画がとても素晴らしいとのことだ。ガイドブックにはバスで行けると書いてあったが、バス停がちょっと遠いので歩いていくことにした。片道約1時間くらいかな。
アルバナシまではずーーーと登り坂。それも結構きつい!!汗が湧き出てきて、これは痩せるぞ~っていう期待感でうれしくなる(笑)
ずいぶんと登ってきた(^^;) マレーシアのキャメロンハイランドを思い出す。誰も歩いていない道を一人歩く。鳥のさえずりと静寂と自分の息遣いだけが聴こえる。
時折、車が追い越していくが狭いうえに歩道がないのでちょっと怖い。オレが歩いているのに気づいて少し距離を開けてくれるたびに、ブラゴダリャ!と独り言を言う。ブルガリア語でありがとうという意味だが何度覚えてもすぐ忘れてしまう(^^;)
眼下に広がる下界と山々。けっこう遠くまで来たぞ。。
望遠で撮ってもはるか下界にヴェリコ・タルノヴォの街が小さく写る。
こんなところに村なんてあるんだろうか・・・・(^^;) ほんと静かだ・・・
おお!修道院があった!ちょっと覗いてみる。
庭が綺麗だったのでちょっと覗かせてもらった。どこもほんとに美しい~♪
そしてやっと教会に到着~。生誕教会(Church of Nativity)というらしい。
せっかくここまで来たんだから6レバ(370円)払って見学する。それにしても比叡山延暦寺にしても、どうして宗教的施設はこう大変なところに建てるんだろう・・(^^;)
建築資材を持ってくるだけでも大変だっただろうになぁ~(^^;)
壁一面にフレスコ画が描かれている。かなり貴重なものらしい・・・
じっくり見学した後、村の様子を見ながら帰ることにしよう~
だめだ!おっさんの癖して、あまりに花が綺麗すぎてついカメラを向けてしまう(^^;)
だんだん慣れてきたぞ。これはHOTELって書いてあると思われる。
これは上段にヴェリコ・タルノヴォって書いてある。たぶん(笑)
なんとかホテルまで帰ってきた。万歩計では10㎞以上歩いたことになってるぞ。
結構坂がきつかったが、楽しい散歩だった。