一階にも二階にも6畳の和室がある。ほんと昭和だ!
オレはこのリフォームをするに際して最初に決めていたことがある。
最近リフォームという言葉に対して、リノベーションという言い方をすることも良く耳にする。従来の間取りなども含め変更し、さらに現代の暮らしにマッチしたセンセーショナルなリフォーム・・・みたいなイメージだろうか?
まあ、オレの場合はそんなことどうでもいい(笑)
だってこの家はリフォームではなく、レストアだって思っているんだから。
古いクラッシックカーを当時のまま忠実に蘇らせることをレストアという。
初めてこの家を見たとき、昭和だ~~って思った。どうせならできるだけ昭和のイメージを再現したいって思った。玄関に黒電話を置きたいくらいだ(笑)
まああくまでもイメージだけだけど、古くなった部分を当時新築だったように新しくするだけで、それ以上大きく手を加えることはしないリフォームがオレのコンセプトだ。
話は元に戻して和室のリフォームだ。
和室の壁は真壁といって柱が露出してそのまわりが砂壁になっている。手でひっかくと多少だがボロボロっと壁が取れる。オレはこの壁に真っ白な漆喰を塗ろうと思っていた。塗りごてやら必要なものを揃えて漆喰を40kg買った。
すべてAmazon(笑)
床でも壁でもすべて大変だ大変だと愚痴だらけだが、またこの漆喰塗りもほんと大変だった。(大笑)
たかが6畳2間とは言うけど、二度塗りしないとならないからね~(^^;)
まず一階の和室の柱をステイン塗装で黒く塗る。白壁には何気に黒い柱も似合う。
ステイン塗装は伸びも良く塗りやすいが、二度三度と重ね塗りするとだんだん色が濃くなっていく。なかなか渋いぜ~
漆喰。空気に触れて固まると固い石のようになる。最初は強いアルカリ性だから目に入ったすると大変なので防護メガネとかする。肌についてもかぶれたりするので手袋をして塗る。
しっかり養生してからまず一回塗り。一回塗りはあえてうすーーく塗った。灰汁が出たりするので一定定着してから二度目を塗る。ほんと大変だ~(^^;)
二度塗りして完成した一階和室。やっぱり壁が白くなると部屋が明るくなる♪
うつくしい~~~♪
畳替えのため畳を撤去した二階も真っ白な漆喰壁となり明るくなった。二階和室は今回のリフォームで唯一従来の床を残した貴重な一部屋だ(笑)杉の荒板も結構弱ってはきているがもう一頑張りしてくれよ~(^O^)
漆喰は湿気調節や消臭効果もあると言われているが、そもそも土台は土壁でもないし現代ではそれほど効果は期待しない方がいいだろう。
ブログではあっという間に書き終わっちゃうけど、何日も何日も作業が続き疲れた!
ただやっぱり和室に漆喰はよく似合う。ちょっと満足~♪