既にビンテージと呼ばれるようになってしまったが…
オレの頭の中では未だ憧れ…
恋い焦がれて50年…
中学の同級生で仲の良かった金持ちの友達がいた。
当時スポーツ自転車を買ってもらえなかったオレ😭
いい自転車を持つお金持ちの友達が羨ましかった。
高校生に進学した時、その友達がまた新しい自転車を買ってもらった。
古い自転車はいらないので安く譲ってくれると!
オレはもうぜったい欲しくて欲しくて、親に泣きついてお金をもらった。
ブリヂストンのランドナー、ダイヤモンド。レイノルズ531特注生産の一番高価なモデルだった。(^_^)v
初めて乗った時、その軽さとソフトな乗り心地、ス〜と軽やかに進むペダリングに感動したことを今でもハッキリ覚えている。
この自転車で友達3人と千葉県一周したのが人生初の自転車旅だった。
それ以来、クロモリ、アルミ、カーボンと様々な自転車に乗ってきたが、やっぱり特別なクロモリフレームがずっと憧れのまま頭に居座っていた。
いつかクロモリーロードをオーダーメイドしたい!
そんな夢も50年の年月が流れ忘れてしまっていた…😅
レイノルズとはイギリスのパイプメーカー。レイノルズ531とはあまりに有名なマンガンモリブデン鋼管の名称だ。
当時日本にもタンゲと石渡という2つの自転車パイプメーカーがあった。
石渡製作所は倒産後、当時の社員がカイセイというメーカーを立ち上げ今も続いている。
タンゲは現在台湾にその拠点を移して生産を続けている。
アルミだカーボンだと新素材がどんどん出てきて、高級クロモリパイプは相当需要も減ってしまったことだろう…💦
(それでもクロモリファンは一定いるけどね〜✌)
今回ヤフオクでクロモリフレームを入手した😅
タンゲNo1のフレーム。これは当時の一番薄くて軽いダブルバテッドのクロモリ管で、中央の薄い部分は0.5mmしかない。当時の石渡019と双璧をなした名パイプだ。
かなり塗装も剥げ、特にフロントフォークはメッキ仕様でサビサビで状態の悪いフレームを6000円台で落札し、配送料を足しても1万円で入手できた。
程度がいいものなら今でもけっこう高価なフレームだ!
とにかく1回タンゲNo1かイシワタ019のクロモリに乗ってみたいっていう夢があったのだ〜♬
(縁があったらレイノルズ531も~😅)
高校生時代に戻って、今とてもワクワクしている(^^)v
暑いからとてもじゃないけど今は作業出来ないけど💦
ゆっくり楽しみながら仕上げて行こうと思う。