中学生。
今から49年前…
大きすぎる黒い学ランに帽子をかぶり、桜が咲く校庭を見ながら初登校した。
先日まで冬でも半ズボンの小学生だったのに、学ランを着た自分はちょっと大人になった気分だった。
女子もセーラー服で、女の子からちょっと女性になった。
中学時代はどんなことして遊んでたんだっけ??
その頃こんな自転車が中学生の男子には人気があった!
当時なんて呼んでいたのか知らないが、今では昭和のデコチャリなんて言われている(笑)
リアキャリアの下に、大きな単一電池を大量にセットし、車のような(任侠ダンプ?)派手なフラッシャーライトや、中にはリトラクタブルヘッドライトまで装備したものまで(笑)
まさに子供だましなのだが、みんな欲しがった!
我が家は超がつく貧乏ではなかったが、親が子供にはお金を使わない主義のようで、小学校6年生のときボーイスカウトでどうしても必要だったので、すでに自転車は買ってもらえてたが、一番安い何もついていない普通のセミドロップの26インチの自転車だった。
イメージとしてはこんな感じだったかな。
ところがしばらくして交通事故にあったのだ!
車とぶつかり、自分は大したこと無く無事だったのだが、自転車はぺしゃんこになってしまった💦
その日の夜、新品の自転車がオレのもとへ届いた。
たぶん運転手はうちの親に平謝りで謝罪していたのだろうが、こっちは自転車が新品になったことが嬉しくて仕方ない😂
早く乗りたい〜と思ったのを今でもよく覚えている。
このデコチャリブームはあっと言う間にすたれた。
一言で言ったらダサくなったのだ!(笑)
そして本格的なサイクリング車のブームが来る。
これらはとても高価な自転車で、大人たちの趣味として根付いていったのだと思う。
当時大人のサイクリングの服装はニッカポッカに長い靴下。
なんか古き良き時代だなぁ〜😂
これらはデコチャリのような子供だましではなく、現在でも通用する本格的な自転車だった。
フレームもクロモリダブルバテッドで軽量化し、部品もアルミが多用されていた。
当時のサイクリング車は、イギリス、フランスの影響を強く受けていた。競技用のロードはイタリア勢がほとんどだった。もちろん高くて買えない!😅
貧乏な中学生は、少しでもそれらに近づこうと、近くの自転車店にたむろし改造を始めるのだ。
その自転車店で部品を買うと工具はみんな使っていいというルールで、オレはまず、鉄製のセミドロップハンドルをアルミのドロップバーに変えた。
日東のドロップハンドルとダイアコンペのブレーキレバーも買って、ワイヤーを張り直し、最後にバーテープを巻いた。
もうこれだけで、顔のニヤニヤが直らないほど嬉しくて嬉しくて〜♪
まさに今リタイアして、同じことをしている自分がいる。
まだ飽きてないんだね(笑)
その後高校生になると16歳でバイクに目覚め、18歳になると今度は車とどんどんエンジン付きに興味が移っていくのだが、リタイア後またエンジン付きから自転車に戻ってしまった。
これも赤ちゃん返り??(爆)
我ながらいい趣味だなぁ〜と思っとります(^^)v