20インチ折りたたみ自転車カスタム開始。
まずは一番重要な前後ホイールから。
オリジナルはリムふれてるし何よりボスフリーの7速だし…
折りたたみ自転車は、かなり大御所メーカーさんでも何故かいまだに大昔のボスフリー7速を採用しているものも多い。ボスフリーが主流だったのは今から30年以上前、ハブ幅が120mmとか126mmの時代。この現代にどうしてボスフリーなのか?さっぱり意味わからない…(;^_^A
K2くんはリアハブの幅が135mmだったので、カセットスプロケットのハブに変えれば、簡単で安価にトップ11Tのハイギアが組める。
ボスフリーは特殊なものを除いてトップ14Tが一般的だ。ただでさえ小径なんだから、トップ14Tじゃ辛いでしょ!
皆さん、小径車ではこのフリーで苦労されている方も多い。もちろんチェーンホイールを56Tとか58Tなどバカでかいものに変更している人もいるけど、そうすると今度はロー側が重くなってしまい激坂が辛くなってしまう…
フロントシングルなんだから、やっぱりスプロケットは11T~34Tくらいあってほしい。
お助けマンのAmazon様でできるだけ安い同一規格のホイールを探しポチった。
前後で13,900円+送料2000円。
今回のパーツの中で一番高価なものだ(^_^;)
リムのバルブ穴が英式米式バルブの大き目の穴なので、仏式バルブで使うためにはスペーサーも必要だ。
逆に言えば、このリムは英式バルブのタイヤチューブも使用可能だ。
旅には英式の方がいいかもしれない。
前にも紹介したがこのK2くん、ホイールが一般的な406ではなく、径の大きな451が採用されている。これがこの自転車の最大の特徴でもある。
少しでも車輪の径が大きい方が走行性能は良くなる。406の20インチはコーダーブルームのRailくんで経験済みだが、451ホイールは初体験なのでとても楽しみだ。
タイヤのついている左側がオリジナルで、右が今回購入したもの。
高価なホイールじゃないし、重量はそれほど軽くないけど、シールドベアリングで回転はスムーズだ。何よりフリー機構が異なる。
昔はこういったハブ側には何もラチェット構造がないものが一般的だった。
40年近く前に購入した「つねらぶろうくん」は当然この構造だ。
今主流のハブ。ハブ側にラチェット構造が内蔵されている。従ってスプロケット側はただのギアのみで、それをカセット式に差し込めばいいだけとなっている。
現在はこっちの方が完全に主流だし、値段も安価になっているのになぜ小径折り畳み車がこっちを採用しないのか、さっぱりわからない。
オリジナルについていたフリー 14ー28Tとハイ側が大きすぎる。
さらにチェーンホイールが46T だったからお話にならない・・・・
手持ちにフリーホイールはいくつもある。大昔のサンツアーの5段のものとかいまだに持っている。お宝ものだ(^^)v
今回買ったスプロケット。シマノの一番安いもので送料込みで2284円。それでもオリジナルについているフリーよりはるかに信頼感がある(笑)
11ー34T。かなりのワイドレシオだ。フロントのチェーンホイールはナローワイドの44Tを予定している。
これでとりあえずホイールパーツが揃った。
折りたたみ自転車はクイックハブはあまりなく、ただのボルト締めが多いが、確かに輪行する場合ホイールを外す必要がないのはわかるが、パンクなどの場合はタイヤを外した方がやりやすい。今どき15㎜の特殊なスパナなんてそのために携帯したくない。
これでクイックハブになったこともとても嬉しい。