るんるんリタイア暮らし

58歳で35年務めた会社を退職。現在リタイア生活をエンジョイ中

人生の道しるべ【古代インドの教え】

四住期(しじゅうき)は、人生の道しるべを示す古代インドの考え方です。

インドには人生を四つに分けて考える「四住期」という考え方があります。

 

 

第一ステージ:学生期(がくしょうき)8歳~25歳頃

 

目上の人の元で身体と精神を鍛え、生きるための術を学ぶ時期です。一人前の人間として確立しておらず、さまざまな学びを通して独り立ちを目指します。

 

第二ステージ:家住期(かじゅうき)25歳~50歳頃

 

この年代を迎えると社会人としての力を備え、パートナーとの結婚を考える人が多くなるでしょう。家族を養う責任が生まれ、貯蓄にも意識が芽生えます。
このため家住期は、一家の大黒柱として働き、仕事で成果をあげるために頑張る時期と考えられます。学生期を経て身に付けた知識や技術が家住期で花開けば、きっと充実した人生を送れるはず。子育てや仕事などを通して、変化に富んだ日々を楽しめます。

 

第三ステージ:林住期(りんじゅうき)50歳~75歳頃

 

家住期で家族や社会のために働いた人も、林住期ではその役目を終え、新たなステージを迎えます。古代インドでは、社会的な義務のみならず家族とも離別して、林の中で修行や瞑想をすると言われています。自分の内面と向き合い成熟を目指す段階と捉えられます。

また林住期は「第2、第3の人生」や「収穫期」「黄金期」とも称されます。子どもが自立し、定年を迎えた後にどのように生きるかじっくりと考えることが大切です。社会のしがらみから離れた上で自分が本当にやりたいことを見つけ、充実した人生を送るためのチャンスをつかんでください。何ものにもとらわれない人生の最終盤。

 

第四ステージ:遊行期(ゆぎょうき)75歳~

 

75歳からは、四住期における最後のステージである遊行期に入ります。これは、人生の終焉に向けて準備をする時期です。この世に対する執念をなくし、巡礼を通して死ぬ場所や悟りを求めます。インドのバラモン教では、居住地すら捨てて乞食として遊行をおこなうとされています。

恐るべし古代インド!

 

まさに第一ステージ第二ステージと歩み、現在第三ステージを歩んでる自分。

別にこのような教えを知って歩んでいたわけでもないけど、その通りになってる!

 

第三ステージが充実したものになれば、第四ステージは自ずとそうなる気がする。

 

こりゃいい教えだ・・・・(^^)v