オカマ、ニューハーフ、おねえ、ゲイ…
なんだかよくわからないけど、日本は色々な言い方がある。
タイでは、容姿は男で心が女性でも、完全に外見が女性でも、いわゆる性転換手術をしてようがしてまいが、すべてレディーボーイと言っている。年取ってもボーイである(笑)
性同一性障害の差別はいけないと言いながら、どうも口と行動が一致しないどこかの国と違い、タイではほとんど差別も受けず、銀行員でも学校の先生でも、たくさんのレディーボーイが普通に働いている。
(厳密には多少ハンディはあるが)
これは日本人が真剣に一度考えるテーマじゃないかなと思う。
ちょっと考えてみよう。
日本ってみんな同じが好きだよね。
一部のかぶき者は除いて、大衆は同一性を望むでしょ?
例えばコロナ禍のマスク。
日本人が電車の中でマスクしてない人を見かけたら、思い切り睨み付ける人とか、なかには声を荒げる人もいるかもしれないね。
でも、それが外人さんだったら…
黒人さんにも同じ態度をとりますか?
私自身、日本人以外の人にそんな同じように怒ったりする光景一度も見たことありません。
たぶん、どこかで自分たちの輪の外と認識しているのでしょう。
と言う事は輪の中だけで縛り合ってるだけで、マスクをする本質はどうでもいいことになるね。
同一を望む日本人の中に日本人のレディーボーイがいたら…
きっとそのマスクしてない人と同じようにたくさんの視線を浴びるんでしょう。
この場合は外人さんでも視線は同じでしょうけど…(笑)
そんな世界じゃとてもカミングアウトなどできないよ。
損するだけだもん。
日の当たらないアングラで生きている日本のレディーボーイたち。
タイは多少からかわれたりするが、まったく分け隔てなく生活している姿は、日本人は学ばないといけないね。
レディーボーイじゃないタイ人にこの質問をすると、
「タイ人はオーペンオーペン」と言う(^^; (open open…笑)
う~ん…
まだちゃんと理解出来ない…(^^;