るんるんリタイア暮らし

58歳で35年務めた会社を退職。現在リタイア生活をエンジョイ中

【自転車旅】細尾峠

やっぱり、今回の旅は何かアンラッキーな事が連発する…(^^;

後輪のタイヤの空気が抜けてしまった…(TДT)
原因はパンクではなく、バルブがゆるく取れてしまったのだ。
手で締めても限界がある。
ペンチなどできつく締めたいのだけど今回は持ってきてない(^^;

騙し騙し行くしかない(TДT)


さて、本日は今回の旅のメインイベント!
旧国道122号線を走り細尾峠を登ることだ。

足尾銅山もあり、以前はかなりの往来があった主要道だったが、昭和53年に日足トンネルが開通した後、わざわざ峠を越える必要がなくなり、その後誰も通らない世間から忘れ去られた道となった。

ただし自転車乗りにとっては最高の峠なのだ。
静かな昔ながらの峠道を自分のペースで車も気にせずゆっくり堪能できるのだ。
正にプライベートロード(^_^)v
標高は1200メートル近くあるからかなりしんどいのだが、それが終われば後は延々と下るだけだ。
やっぱり人間ご褒美があると頑張れるのだ!(笑)

朝7時半、世話になったドミトリーを後にする。



まだ山肌に雪が残る景色を見ながら、ゆっくり坂を上って行く。
ホステルを出発してから細尾峠までの約16キロ、ずーーと登りだ(^^;

ガシャ!
今度はチェーンが外れた!
見るとチェーンホイールカバーも外れてしまった(TДT)
やっぱ、今回の旅は何か魔物がいるようだ(^^;

気を取り直してペダルを漕ぐ。

いよいよ旧国道122号線の入口に入った。
舗装状態もまあまあ悪くない静かで最高の道だ。






しかしここから、長々続くつづら折りが始まるのだ。



長い長い峠という看板があった。
わざわざビビらせないでほしい(^^;


カーブごとに番号が付いている。
一つ目のヘヤピンカーブのところに[1]の立て札、次が[2]…





もう登り始めたら後戻りは出来ない。ひたすら登るだけだ。

それにしても静かだ。
最高の新緑の山々を独り占めだ。

ここは秋の紅葉の時来たら、最高の紅葉を独り占めできるだろう。

途中、車一台と自転車一台だけすれ違ったが、今はゴールデンウィーク真っ只中。
お隣のいろは坂はすごい車の量だろう。

ここは自分たちだけのための道。
贅沢極まりない!



なんとか無事峠到着~(^^;
峠って言っても特に何もないんだけどね(笑)



確かにこの道がかつて国道だった証拠。もう朽ち果ててるけど…(^_^;)


さあ~♪後は永遠に下りだ~♪
永遠な訳ないが(笑)、それくらい言ってもいいほど本当に下りが永遠と続く。

旧国道122号線とお別れし、本来の国道122号線に合流し、あっという間に足尾銅山へ!

せっかくだから足尾銅山を見学する。
名前は有名だから知ってるけど、改めて見学するといろいろ知れて勉強になる。
江戸時代初期に発見され、昭和まで掘り続けていたなんてびっくり!
ここの地下はいったいどうなってるんだろう(@_@)

途中昼食がてら、途中のきれいな湖「草木湖」の国民宿舎に立ち寄り、温泉に浸かる(^-^)v

やっぱ旅には温泉がなきゃいかんよね♪

しかし、実はまたアクシデントが…

左足の腿の裏側の筋を痛めてしまった(TДT)
力を入れず漕ぐ分には痛くないが、登り坂などで踏み込むと痛いのだ!

夜6時過ぎ、やっと本日の太田市の安宿に到着することができた。

明日はもう峠などの坂道はないが、自宅まで100キロ弱走らなければならない。

何か不吉な予感が…(^_^;)