以前、賃貸か持家かというトピックでブログを書いた。
letsenjoyhappylife.hatenablog.com
そして自分は、古く小さい戸建を安く買いリフォームして住むことを選択した・・・
日本人は昔からとにかく土地に執着する民族だ。
農耕民族であることや島国であることなどもおそらく影響しているのだろうが、これほど土地に執着する国民は世界でもめずらしい。
一生懸命って言うのは、もともとは「一所懸命」だ。
一つの土地に懸命になる姿を現している。
農民にとっては田畑、武士にとっては領地。
ご先祖様から代々・・・・とか、とにかく土地にしがみつくのだ。
しかし、とうとうこのテーマに決着が着く時が来た!
圧倒的に賃貸が有利な世の中になってきた~~
土地神話崩れる!!
最近すごい価格破壊の賃貸物件を提供している「ビレッジハウス」なる広告をよく見かける。
良く知らなかったのでウィキペディアで調べてみたら・・・
ビレッジハウスは、ソフトバンクグループ傘下の米投資会社フォートレス・インベストメント・グループによる賃貸住宅サービス。 2016年12月21日にビレッジハウス・マネジメント株式会社を設立し、翌2017年に制度廃止された雇用促進住宅を買収して、低価格賃貸住宅「ビレッジハウス」として入居者の募集を開始した。
(以上引用)
例えば年間通して気候が温暖な静岡県に住んでみたいと検索してみると・・・・
ええ??2DKで月17000円!!??うそでしょ~~!!??
一人身ならもう最高じゃん。
しかも敷金も礼金も手数料も更新料もすべて0円。
オレは中古戸建を買って現在住んでいるが、場合によっては家を売払ってこういうところに引っ越してもいいなぁ~~♪
だって仕事もしてないし、人間関係もないから、どこに住んでも同じだし。
インターネットがあって、自転車やバイクがあれば困る事もない。
というか、そこを拠点に旅三昧して、また次の地に移るなんて夢のような住みながら旅をするという理想の暮らしができる(^^)v
たとえば九州に2年、四国に2年と住みながら、それぞれの地方を自転車で遊び尽くす。日本一周するよりはるかに濃い記憶になるだろうなぁ~~(^^)v
こんな安いんだったら家を持つよりコスパは断然いいね。
100円ショップや1000円カット、牛丼チェーン、ワークマン、業務スーパーなど、これまでもいろいろな価格破壊者が現れ、貧乏人の救世主となっているけど、とうとう賃貸住宅にも現れた!
年金暮らしのリタイア者にとって家賃はとてもウエイトが高いものだ。
賃貸であれば死ぬまで払い続けなければならない。
10万円の年金から5万円払ってしまったら残り5万しかない!(^^;)
日本は家賃は他に比べとても高かったので、こういう価格破壊者が出現するのを待っていた。
もしビレッジハウスが人気になれば、他の賃貸業社も値下げせざるを得なくなる。
第二第三のビレッジハウスが出現する。まるで100円ショップのようになる。
政治家、経済界、株主さんたちは経済成長がすべてであってデフレは諸悪の根源。なんとかインフレにしたいようだが、こちとら無職や年金生活者にとっては、デフレ経済、価格破壊大歓迎。どんどん値下がりしてちょうだい。
これまで何度もオレは訴えているけど、すべてが安くなればいいって言っているわけではない。要するに選択の幅がある世の中になればいいな~と思うだけだ。
20000円のヘアーカットから1000円カットまであればいい。
250円の朝定食から5000円ランチもあってもいい。
家だってそうだ。激安住宅が高級マンションと同じであるはずがない。
安いということはどこか妥協点があって成り立つのだ。
お金を出せばそれだけ素晴らしい付加価値やサービスが受けられるのは当然だ。
一番大切なのは「安心感」だと思う。
何億も稼ぐ人にとって家賃50万の家賃はぜんぜん不安ないだろう。
そして年収200万の人にとって2万円の家賃だったらそれほど負担ではない。
その安心感がとても重要なのだ。
なんか、いい時代じゃないか~(^^)v